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2022年5月

2022年5月16日 (月)

(2385) グッドモーニング, ベトナム

【監督】バリー・レビンソン
【出演】ロビン・ウィリアムズ、フォレスト・ウィテカー、トゥング・タン・トラン、チンタラ・スカパタナ
【制作】1987年、アメリカ

ベトナム戦争下のベトナムに赴任したラジオDJの経験を描いた作品。

ベトナム戦争下のアメリカ軍に、ラジオDJとしてエイドリアン・クロンナウアー(ロビン・ウィリアムズ)が着任する。彼の型破りなDJはすぐに大人気となる。彼は町で見かけた美しい少女(チンタラ・スカパタナ)を一目で気に入り、彼女が通う英語学校の教師に無理やり就く。少女の弟トゥアン(トゥング・タン・トラン)は、姉に接近しようとするエイドリアンの間に割って入るが、エイドリアンはトゥアンと仲良くなり、やがてエイドリアンは、少女トリンの一族と一緒に映画を見に行く間柄になる。
ある日、エイドリアンがいつもの店で飲み物を飲んでいると、トゥアンが現れ、姉が会いたがっているとエイドリアンを誘い出す。直後、店はテロにより爆発。二人が死亡する大事故となるが、アメリカ軍は検閲により、事件の放送を禁止。自ら事件を目の当たりにしたエイドリアンは、ディカーソン上級曹長(J・T・ウォルシュ)の制止を無視して、非公式に爆破事件が起き、非公式に死者が出た、と放送でしゃべり出す。ディカーソンは放送機器の電源を落とさせ、彼を停職させる。エイドリアンはすっかりやる気を失うが、彼をDJに戻してほしいというリスナーの声が殺到。偶然、戦地に送り込まれる兵士たちに囲まれたエイドリアンは、自分が彼らに喜ばれていることを知り、DJに復帰する。ディカーソンは、ベトコンが支配する危険な地域に、その情報を隠してエイドリアンを向かわせる。エイドリアンとエディ・ガーリック上等兵(フォレスト・ウィテカー)の乗るジープは、ベトコンの攻撃で横転。何とかベトコンの追撃を振り切った二人は、山の中をさまよう。エイドリアンが英語の授業にやってこないことを心配したトゥアンは、彼が危険地帯に向かったことを知り、一人で車を走らせ、彼を救い出す。
戻ってきたエイドリアンに、ディカーソンは名誉除隊を言い渡す。トゥアンの正体は、爆弾テロもいとわないベトコンの一派だったのだ。いつもはエイドリアンをかばってくれるテイラー少将(ノーブル・ウィリンガム)も、このときばかりは彼を守ることができなかったが、エイドリアンを危険地に向かわせるという過剰で非道な対応をしたディカーソンに、彼はグアム左遷を言い渡す。
エイドリアンはトリンから、トゥアンの居場所を強引に聞き出すと、トゥアンに「友達だと信じていたのに、敵だと言われた」と叫ぶが、トゥアンは「敵って何さ。同胞を殺しに来てる。敵はあんたらのほうだ」と言い返し、立ち去る。エイドリアンは苦々しく思いながらも、その場を去るしかなかった。
ベトナムを離れる最後の日。エイドリアンは、仲良くなった英語教室の生徒たちと楽しくソフトボールに興じる。彼らに別れを告げていると、トリンが現れる。彼女は涙を浮かべながら、彼とは住む世界が違うことと、親切にしてくれたことへの感謝を口にする。エイドリアンはトリンと握手をして別れ、空港に向かう。エイドリアンの後任DJとなったガーリックは、彼から託された録音メッセージを放送に乗せるのだった。

ベトナムの混乱の中に、強引さと金の力で介入しようとするアメリカと、トリンに近づこうと金をばらまくエイドリアンの様子が重なる。トリンは結局最後まで、エイドリアンに感謝の言葉は述べつつも、彼を心から愛することはなく、距離は縮まらなかった。これもまた、ベトナム戦争の結果を象徴する。激しい戦闘シーンはないが、戦争の虚しさを感じさせる戦争映画。公開当時22歳のチンタラ・スカパタナの清楚で魅力的な演技も見どころ。

【5段階評価】4

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2022年5月10日 (火)

(2384) 驚き! 海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!

【監督】田所勇樹
【出演】水瀬いのり(声)、さかなクン、龍田直樹(声)
【制作】2021年、日本

海を舞台にした生物ドキュメンタリー。「恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!」に続く第3弾。

世界中の海を舞台に、生き物の大集結や捕食、子育てや求愛などの状況が、次々と登場。魚類はもちろん、カニやタコ、イカなどや、ペンギンなどの鳥類や、シャチや鯨などの哺乳類に至るまで、数多くの生物の映像が観られる。

個人的には、アマミホシゾラフグというフグが作る、海底のミステリーサークルのような産卵巣が印象的。ぱっと見は人工物にしか見えないが、蜘蛛の巣然り、巻き貝の模様然り、自然界は時として、このような美しい幾何学的な造形を出現させる。

【5段階評価】3

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2022年5月 9日 (月)

(2383) シュレック2

【監督】アンドリュー・アダムソン
【出演】マイク・マイヤーズ(声)、キャメロン・ディアス(声)、エディ・マーフィ(声)、アントニオ・バンデラス(声)
【制作】2004年、アメリカ

緑色のモンスターが愛する妻のために奮闘する3DCGアニメ。「シュレック」の続編。

緑色のモンスター、シュレック(マイク・マイヤーズ)は、フィオナ姫(キャメロン・ディアス)と結婚。仲睦まじく暮らしていた。二人はフィオナ姫の両親に挨拶に行くことになるが、父親のハロルド国王(ジョン・クリーズ)はシュレックの姿に驚き、もともと挨拶に気乗りしていなかったシュレックと険悪な関係に。ハロルド国王は殺し屋のネコ(アントニオ・バンデラス)にシュレック暗殺を依頼するが、シュレックは難なくネコを手懐けると、相棒のドンキー(エディ・マーフィ)を連れてフェアリー・ゴッドマザー(ジェニファー・ソーンダース)の魔法工場に潜入し、美しくなる薬を盗み出す。薬を飲んだドンキーは白馬に、シュレックはたくましい男性の姿になり、フィオナ姫のかつての美しい人間の姿に変わる。
フェアリー・ゴッドマザーは、自分の息子、チャーミング王子(ルパート・エベレット)をフィオナ姫の婿にするため、人間の姿になったシュレックを城の一室に閉じ込め、チャーミング王子にシュレックの振りをさせて二人を結ばせようとする。テレビでシュレックが捕らえられている様子を観たシュレックの仲間たちは、城からシュレックを救出。舞踏会でフィオナ姫の口づけを奪おうとするチャーミング王子のもとに駆けつけ、フェアリー・ゴッドマザーを倒す。フィオナ姫はシュレックとともに緑のもとの姿に戻る道を選び、仲間と喜び合うのだった。

シュレック」と「シュレック3」を先に観ており、ようやく本作を鑑賞。分かりやすいストーリー展開で、1作目に比べると悪趣味なパロディも控えめで(気づかなかっただけかもしれないが)、素直に楽しめた。相変わらずのアメリカ映画のゲップやオナラネタの多さも再確認できた。

【5段階評価】3

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