« (2313) 海よりもまだ深く | トップページ | (2315) 白い恐怖 »

2021年1月31日 (日)

(2314) レ・ミゼラブル

【監督】トム・フーパー
【出演】ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アマンダ・サイフリッド、アン・ハサウェイ、エディ・レッドメイン
【制作】2012年、イギリス、アメリカ

ビクトル・ユーゴーの小説のミュージカル作品の劇場版。

妹の子のためにパンを盗んで19年も投獄され、看守のジャベール(ラッセル・クロウ)に目を付けられていたジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は仮出所の機会を得る。ジャンは食事を提供してくれた教会で、あろうことか金目の物を盗んで逃げて警官に捕まるが、神父はそれは彼にあげたのだと警官に言い、ジャンを赦す。ジャンは心を入れ替え、時を経て立派な市長となると、我が子を養うために娼婦に堕ちてしまったファンティーヌ(アン・ハサウェイ)と出会い、彼女の子コゼット(イザベル・アレン)を救うことを使命と感じ、あくどい宿屋で働かされていた彼女を救い出すと、彼女とともに密かに生きる道を選ぶ。警察署長となったジャベールは市長の正体がジャンだと気づき、彼を逮捕することを心に誓う。
9年が経ち、美しく成長したコゼット(アマンダ・サイフリッド)は、革命の士マリウス・ポンメルシー(エディ・レッドメイン)と出会い、互いに惹かれ合う。ジャンは二人の恋を知り、一度はコゼットを失うことを恐れるが、若い二人を守ることを決意。マリウスのいる革命軍に身を投じる。ジャンは、革命軍に潜入して捕まったジャベールを見つけ、あなたに恨みはないと言って彼を密かに逃がす。革命軍は警察の総攻撃を受け、マリウスも負傷して意識を失うが、ジャンは下水道を通って必死に彼を救出。ジャベールはマリウスを抱えたジャンを発見するが、彼を逮捕することができず、苦悩の末、投身自殺する。回復したマリウスはコゼットと結婚することになるが、ジャンは自分の過去が暴かれればコゼットを不幸にするとマリウスに告げ、コゼットに黙って旅立つ。しかし、マリウスは自分の命を救出したのがジャンだと知り、ジャンのいる修道院にコゼットを連れて行く。コゼットはジャンに一緒に生きてほしいと伝えるが、その言葉を聞きながら、ジャンはファンティーヌに導かれ、あの世へと旅出つ。フランスは明日の希望に満ちた人々で埋め尽くされるのだった。

ミュージカルを完全映画化したことが売りの本作。スーザン・ボイルの歌で有名になった「夢やぶれて」も登場する。ほぼ全編にわたって歌い続けており、素のセリフが少ない。ミュージカル映画の中でも異色だろう。名だたる声優が自分で、しかもアフレコでも事前録音でもなく撮影現場で歌っているというのは驚き。ヒュー・ジャックマンやアン・ハサウェイってこんなに歌がうまいの、とびっくりした。
ストーリーも重厚で見応えがあり、「レ・ミゼラブル」を知らないという人は、傑作文学作品のあらすじを知ることができるという意味でも、観る価値はあるだろう。

【5段階評価】5

|

« (2313) 海よりもまだ深く | トップページ | (2315) 白い恐怖 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価5の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2313) 海よりもまだ深く | トップページ | (2315) 白い恐怖 »