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2021年1月27日 (水)

(2310) 汚名

【監督】アルフレッド・ヒッチコック
【出演】ケーリー・グラント、イングリッド・バーグマン、クロード・レインズ、レオポルディーネ・コンスタンチン
【制作】1946年、アメリカ

悪事を働く組織を調査する男女の運命を描いたサスペンス映画。

父親がスパイとして有罪となり、酒浸りの生活を送る女性、アリシア・ヒューバーマン(イングリッド・バーグマン)のもとに、FBI捜査官のデブリン(ケーリー・グラント)が現れる。デブリンは、アリシアの父親を操っていた組織の情報を掴むため、一緒にブラジルに渡るよう彼女を説得。アリシアはデブリンとともにブラジルに渡り、やがてデブリンを愛するようになる。
デブリンは上司のポール・プレスコット(ルイス・カルハーン)から、組織の一員であるアレクサンダー・セバスチャン(クロード・レインズ)に接近させることを指示。アリシアを愛し始めていたデブリンは、彼女には無理だと主張するが上司を説得できず、上司からの指示を正直にアリシアに伝え、判断をアリシアに委ねる。アリシアは指示を全うすることを決め、セバスチャンに接近。以前からアリシアを好きだったセバスチャンは、やがてアリシアにプロポーズ。アリシアはセバスチャンの妻となる。
アリシアは、ワインセラーの鍵をセバスチャンが自分で管理していることから、そこが怪しいとにらみ、デブリンに報告。デブリンは自分がワインセラーを調べるので、パーティを開いて自分を招待するようアリシアに伝える。アリシアはセバスチャンの鍵束からワインセラーの鍵を盗み取り、パーティの日、デブリンとともにワインセラーに潜入。ワインのボトルにウラン鉱の粉末が隠されていることを突き止める。ところが、セバスチャンはアリシアがワインセラーの鍵を密かに抜き取り、翌朝元に戻していることに気づいてしまう。妻がスパイであることを確信したセバスチャンは、このことが仲間に発覚したら殺されると怯え、母親(レオポルディーネ・コンスタンチン)に相談。セバスチャンとともに悪事に手を染めている母親は、仲間に悟られないようアリシアを毒で弱らせて殺す作戦に出る。毒入りコーヒーで弱っていくアリシアだったが、状況報告のために会うデブリンの前では二日酔いだとうそぶく。しかしデブリンはアリシアの様子から二日酔いではないと見抜き、セバスチャンの屋敷に向かうと、使用人と住人の隙を突いてアリシアの寝室に侵入し、彼女を発見。弱ったアリシアにこれまで冷たくしていたことを詫びて愛を告げ、意識がもうろうとする彼女を抱えて屋敷から連れ出す。途中でセバスチャンと母親に気づかれるが、組織の仲間が見ている手前、二人はデブリンとアリシアが敵だと騒ぎ立てることができない。デブリンはまんまとアリシアを連れ出し、車で走り去る。セバスチャンの仲間の一人は、セバスチャンがまずい事態を引き起こしたことに感づき、何もできずデブリンの車から取り残された彼に、話があると呼びかける。セバスチャンは重い足取りで屋敷に戻るしかなく、玄関の扉は仲間の手により静かに閉められるのだった。

白黒作品だが、この先どうなるのだろうというハラハラドキドキ感、イングリッド・バーグマンの美貌、二人の恋の行方など、見所がいろいろあって最後まで楽しめる作品。デブリンのツンデレ感は女性にもたまらないだろう。クライマックスでのセバスチャンがあまりにも無力で、もうちょっと何かできたのでは、というところは気になったが。

【5段階評価】3

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