« (2297) 怪獣大戦争 | トップページ | (2299) ムトゥ 踊るマハラジャ »

2021年1月15日 (金)

(2298) ウエスト・サイド物語

【監督】ロバート・ワイズ、ジェローム・ロビンズ
【出演】ナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ジョージ・チャキリス、リタ・モレノ、ラス・タンブリン
【制作】1961年、アメリカ

若い不良集団の抗争と一組の男女の恋を描いたミュージカル映画。第34回アカデミー賞作品賞受賞作品。

ポーランド系アメリカ人の若者集団、ジェット団と、プエルトリコ系アメリカ人のシャーク団は、空き地の縄張り争いをしていた。ジェット団のリーダー、リフ(ラス・タンブリン)は元ジェット団の兄貴分トニー(リチャード・ベイマー)に協力を求める。シャーク団のリーダー、ベルナルド(ジョージ・チャキリス)は妹のマリア(ナタリー・ウッド)を地元のダンスパーティに連れて行く。マリアとトニーはそのダンスパーティで出会い、互いを運命の人だと確信する。ベルナルドは反対するが、二人は夜に隠れて会い、互いの愛を深めていく。
リフとベルナルドは縄張り争いを一対一の決闘で決着を付けることにする。決闘の場に現れたトニーは、なんとか無益な争いを阻止しようとするが、興奮したリフとベルナルドがナイフを取り出し、ベルナルドがリフを刺してしまう。それを見たトニーは衝動的にベルナルドをナイフで切りつける。パトカーのサイレンが聞こえ、ジェット団とシャーク団は逃げ出し、その場には倒れたリフとベルナルドだけが残される。二人はそのまま命を落とす。
兄の死を悲しむマリアの部屋にトニーが現れる。マリアはトニーを責めるが、トニーは自分が止めようとしたことを説得し、二人で街を出ようと言って去って行く。ベルナルドの恋人アニタ(リタ・モレノ)はマリアのトニーへの真実の愛を理解し、警察の尋問を受けることになったマリアに代わってトニーにメッセージを伝えに行くが、トニーを匿っているジェット団がアニタに暴行を働く。怒ったアニタは、マリアを好きだったチノ(ホセ・デ・ベガ)が、マリアとトニーの関係を知ってマリアを撃ち殺した、という嘘の伝言をトニーに伝えるよう吐き捨て、その場を去る。それを知らされたトニーはショックを受け、自分を殺せと叫びながら街を歩く。しかし暗闇の中にマリアが現れ、トニーは喜びながらマリアに駆け寄るが、そこにチノが現れてトニーを撃ち、トニーはマリアの腕の中で息を引き取る。マリアは銃ではなく憎しみがみんなの命を奪ったと叫び、くずおれる。刑事が現れチノは捕まり、ジェット団とシャーク団は協力してトニーの亡骸を運ぶ。集まった若者達は無言でちりじりになっていくのだった。

芝居のさなかに唐突に歌い出す典型的なミュージカル映画。有名な曲がいくつもある。ジェット団とシャーク団の勇ましい曲だけでなく、恋愛を歌うメロディアスな曲も目立つ。シャーク団の男女が掛け合いをしながら歌う「アメリカ」は、ラップバトルの原型のようで歌詞が楽しく、こういう時代からアメリカ人は歌の掛け合いになじんでいるのだなと分かる。

【5段階評価】4

|

« (2297) 怪獣大戦争 | トップページ | (2299) ムトゥ 踊るマハラジャ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2297) 怪獣大戦争 | トップページ | (2299) ムトゥ 踊るマハラジャ »