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2020年12月 2日 (水)

(2254) 花のあと

【監督】中西健二
【出演】北川景子、宮尾俊太郎、甲本雅裕、國村隼、市川亀治郎、伊藤歩、相築あきこ
【制作】2010年、日本

藤沢周平の小説が原作の時代劇。剣術に秀でた女性の恋と復讐を描いた作品。

寺井家の長女、以登(北川景子)は父、甚左衛門(國村隼)の手ほどきで剣術に秀でていた。城内の花見に出かけた以登は、江口孫四郎(宮尾俊太郎)に声をかけられる。孫四郎のりりしい姿に以登は心を惹かれ、父に頼んで孫四郎との剣術の試合に望む。孫四郎は以登を女性と侮らず、真剣に向き合い、孫四郎の勝利となる。甚左衛門は以登に、お前には許嫁がいるのだから今後、孫四郎に会うのは叶わぬと念を押す。以登の許嫁の片桐才助(甲本雅裕)は大食らいだけが取り柄のような冴えない風貌の男で、以登はますます孫四郎が気になるのだった。
孫四郎は、藩の重要な役目を担い、江戸に陳情に向かうことになる。藤井勘解由(かげゆ)(市川亀治郎)は孫四郎に江戸での作法を伝授するが、孫四郎がそれに従ったところ、それは筋を通さず直接家老に談判をする無礼な振る舞いであり、藩の顔に泥を塗ったことを悟った孫四郎は江戸で自害する。それを知った以登は、勘解由の罠を疑い、江戸に通じている才助に調査を依頼。果たして勘解由は、孫四郎の妻となった加世(伊藤歩)と不倫をしており、数々の収賄で私腹を肥やす悪人だった。加世の不義を知っている孫四郎に罪を暴かれ、果たし合いになることを恐れた勘解由は、先手を打って孫四郎が自害するよう仕向けたのだった。以登は勘解由に文を送っておびき寄せ、果たし合いに望む。それを予感していた勘解由は手下を3人連れてきていたが、以登は3人を討つ。勘解由は自ら刀を抜き、以登と勝負する。勘解由の腕前は以登を凌ぐが、勘解由がとどめを刺そうとしたとき、以登は懐刀で勘解由を倒す。そこに、どこからともなく才助が現れ、腕を負傷した以登の手当をすると、あとは任せろと言って以登を帰らせる。飄々とした才助だったが、実は手際のよい男で、以登は才助と結ばれ、才助はかなりの出世を果たすのだった。

公開当時23歳の北川景子の美しさが見所。型を演じるシーンまあ、ちょっと素人くさいのだが、孫四郎との勝負のシーンはそれなりの迫力。当時の武家の女性が位の高い男性との結婚を夢見るという風俗が描かれるのも興味深く、分かりやすい物語だった。

【5段階評価】3

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