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2020年12月 7日 (月)

(2259) ルパン三世 THE FIRST

【監督】山崎貴
【出演】栗田貫一(声)、広瀬すず(声)、藤原竜也(声)、吉田鋼太郎(声)、山寺宏一(声)、沢城みゆき(声)
【制作】2019年、日本

モンキー・パンチの漫画、「ルパン三世」の劇場版第10作。シリーズ初の3DCG作品。

フランスの考古学者ブレッソン教授(伊藤和晃)は、ナチスドイツも狙う秘宝、ブレッソンダイアリーと鍵となるブローチを子ども夫婦と孫娘に託し、ナチスに殺害される。ブレッソンダイアリーを狙う考古学者のランベール(吉田鋼太郎)は、孫娘のレティシア(広瀬すず)を孤児院から引き取り、自分の言いなりになる道具として彼女を育て上げる。レティシアはブレッソンダイアリーを盗み出そうとするが、ルパン三世(栗田貫一)に取り上げられてしまう。さらに峰不二子(沢城みゆき)がそれを横取りし、ランベールとナチスドイツの残党ゲラルト(藤原竜也)に渡し、報酬を得ようとするが、捕らえられてしまう。ルパンはレティシアに接近し、自分もブローチを持っていることを告げる。レティシアはルパンとともにランベールとゲラルトがいる飛行艇に潜入し、ブレッソンダイアリーを金庫から取り出し、開錠。中から本を取り出す。それは強大な力を持つ兵器「エクリプス」の制御方法を記した物だった。一度はランベールとゲラルトに本を奪われるルパンだったが、それを奪い返し、峰不二子、レティシアとともに脱出する。
ルパンはレティシアとともに、次元(小林清志)や五ェ門(浪川大輔)、不二子、さらにはインターポールの銭形警部(山寺宏一)も味方に付け、エクリプスの収められた塔の罠をくぐり抜けていく。しかし、エクリプスにたどり着いたところで、ランベールとゲラルトの部隊に捕らえられてしまい、レティシアを連れて行かれる。ランベールはエクリプスを手に入れ、その力に狂喜する。レティシアが兵器を破壊しようとしたため、ゲラルトはレティシアを銃で撃つが、ランベールがかばい、命を落とす。ゲラルトは戦争を生き延びたと噂されているヒトラー総統のいる島にエクリプスを運び込むが、島はルパン達が抑えており、ヒトラー総統はルパンの変装だった。ヒトラー存命の噂はインターポールが流したデマだった。怒ったゲラルトはルパンに襲いかかるが、ルパンはエクリプスを破壊して脱出。ゲラルトはエクリプスに吸い込まれてしまう。
エクリプスの謎を収めたブレッソンダイアリーは、考古学者のブレッソンと、ルパン三世の祖父、怪盗ルパンが共同で創り上げたものだった。ルパンとの出会いに運命を感じるレティシアだったが、ルパンは彼女に大学で学ぶように言い、仲間とともに彼女から去って行くのだった。

THE FIRSTとあるように、過去のシリーズの続編ではなく、1960~1970年の時代背景のルパン三世の初期の活躍を描いており、また、祖父、怪盗ルパンとの関係も描かれているのが特徴的。近代都市でハイテク機器を駆使して活躍する現代的なルパンではなく、銃と車と飛行機のローテク機器の要素と「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」のようなSF的要素の混ざった世界で活躍するルパンを描くことで、大人も子どもも楽しめる作品になっている。これは山崎貴監督の勝利だろう。ヒトラー総統を作品に絡ませたことについては、批判があるかもしれないが。

【5段階評価】4

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