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2020年12月27日 (日)

(2279) スカイスクレイパー

【監督】ローソン・マーシャル・サーバー
【出演】ドウェイン・ジョンソン、ネーブ・キャンベル、チン・ハン、ローランド・ムーラー
【制作】2018年、アメリカ、中国

超高層ビルの火災に巻き込まれた家族を救うために奮闘する男の活躍を描いたアクション作品。

元FBIで自爆事故に巻き込まれて左脚の膝から下を失ったウィル・ソーヤー(ドウェイン・ジョンソン)は、転職して、香港の220階建ての超高層ビルのセキュリティ監査を担当することになる。ウィルはビルオーナーのジャオ(チン・ハン)からセキュリティシステムにアクセスする端末を受け取るが、それを強盗に奪われてしまう。強盗集団のボスで元軍人のコーレス・ボータ(ローランド・ムーラー)は、ビルの96階に放火し、ウィルから奪った端末でビル内の消火システムを無効化して火災を拡大させる。ウィルは、妻サラ(ネーブ・キャンベル)と娘ジョージア(マッケンナ・ロバーツ)と息子ヘンリー(ノア・コットレル)が98階に取り残されていることを知り、ビルの横にあったクレーンをよじ登ってビルに飛び移ると、ビル内でちりぢりになって逃げていた家族と合流。エレベータを使ってサラとヘンリーをビルから脱出させることに成功するが、ジョージアが強盗団に追われ、助けようとしたウィルとともに捕まってしまう。ボータは、ジョージアを人質にして、居室に逃げ込んだジャオが持つメモリードライブを持ってくるようウィルに命じる。ウィルは発電装置の中央部にあるコードを切断して居室のロックを解除して中に入り、ジャオから話を聞く。ボータはジャオのビル建設中に、ビル建設を妨害するとジャオを脅して金を巻き上げたが、ジャオは金をトラッキングしてボータの資金洗浄経路の情報を把握し、それをドライブに保管していた。ボータはジャオからドライブを奪うため、ジャオがビルから避難する際には大事なドライブを持ち去るだろうと踏んでビルに放火したのだった。
ウィルとジャオは、パラグライダーでビルから逃走するために屋上で待機しているボータらのもとに向かうが、ジャオがボータらに発砲し、銃撃戦となる。ジャオとウィルは奮闘し、次々と敵を葬り、最後はウィルがボータを突き落とし、ジョージアを助ける。ビルは炎に包まれるが、香港警察と行動をともにしていたサラが、犯人一味の持っていた端末を操作してビルのセキュリティシステムを再起動。ビルの消火システムが作動し、ウィルたちは無事に救助される。ウィルとジョージアはサラとヘンリーに再会。家族で強く抱き合い、周囲の人々が彼らを祝福するのだった。

すっかり大物ハリウッドスターとなったドウェイン・ジョンソンを主役に据えた、本格特撮娯楽アクション。「ダイ・ハード」と「タワーリング・インフェルノ」を混ぜて現代風のギミックを盛り込んだような作品。映像は本格的で展開も嘘くささが少ない。クレーンに立っているウィルがヘリから銃撃されるシーンでは、そりゃないだろと思ったが、そう言えば「ダイ・ハード」でも主役のジョン(ブルース・ウィリス)は犯人と間違われてヘリから銃撃されていた。足元がすくむような映像も大迫力で、マスコミの実況映像を見ながら様子を見守る見物人を味方に付ける辺りも自然な演出だった。
突っ込みどころがあるとすると、まず母親サラ。看護師なのに、敵側の男(ノア・テイラー)を投げ飛ばすわ、武闘派の女性ヒットマン(ハンナ・クィンリバン)と対等に渡り合うわと、強すぎ。また、8Kディスプレイが乱立する屋上での銃撃戦は、ちょっとアイディア倒れで現実味がなかった。正面にいると思わせておいて実はそれは虚像でウィル本人は背後にいたという落ちだが、どうやって自分の映像を出したのよ、と考えるとちょっと無理があった。それよりは、負傷したジャオが映像を操作してボータを混乱させ、その隙にウィルがジョージアを救い、ボータは自滅するみたいな展開のほうがジャオにも見せ場があり、よかったように思う。
とは言え、気持ちよくドキドキハラハラできる娯楽大作。映画館で観ていたら第一声は「面白かったね~」になるのは間違いない作品だろう。

【5段階評価】5

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