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2020年12月26日 (土)

(2278) アバウト・ア・ボーイ

【監督】クリス・ワイツ、ポール・ワイツ
【出演】ヒュー・グラント、ニコラス・ホルト、レイチェル・ワイズ、トニ・コレット
【制作】2002年、イギリス、アメリカ、フランス、ドイツ

シングルマザーと付き合おうと企む独身男性と、シングルマザーを持つ少年との交流を描いたコメディ。

38歳で独身、無職のウィル・フリーマン(ヒュー・グラント)は、恋人を取っ替え引っ替えしては、別れるたびに罵られていたが、シングルマザーときは相手から別れを告げられ、ウィルをいい人だと言ってきたことから、シングルマザーとなら後腐れない恋ができると考え、シングルペアレントの集会に子どもがいると偽って参加。美人のシングルマザー、スージー(ビクトリア・スマーフィット)とのデートにこぎ着けるが、スージーは別のシングルマザーの子ども、マーカス(ニコラス・ホルト)を連れてくる。デートが終わり、マーカスを家に送ると、マーカスの母親フィオナ(トニ・コレット)が自殺未遂をして家の中で倒れていた。スージーとウィルはフィオナを病院に連れて行き、フィオナは無事に退院する。マーカスは、自分一人では母親の自殺衝動を抑え続けるのは無理だと考え、ウィルを巻き込むことにする。マーカスは無理矢理ウィルの部屋に押しかけ、ウィルが子どもがいると嘘をついていることをネタに母親と会うように仕向ける。はじめはマーカスを拒絶していたウィルも、次第にマーカスと一緒にいることが当たり前になっていき、マーカスが学校でいじめられていることを知って靴を買ってあげたりするようになる。
ウィルは別の場でレイチェル(レイチェル・ワイズ)というシングルマザーを好きになり、マーカスを息子のように同伴させてレイチェルと付き合い始める。しかし、マーカスの説得もあってマーカスが息子でないことを明かし、レイチェルとの交際は断たれてしまう。マーカスは母親がまた元気がなくなっていることに気づき、母親を喜ばせるため学校のコンサートに出場することを決意。マーカスはウィルに協力を求めるが、レイチェルとの関係が終わって心がすさんでいたウィルはマーカスを拒絶。マーカスは母親の好きな「キリング・ミー・ソフトリー」を歌うことにするが、それをフィオナから聞いたウィルは、そんなダサいことをしたらずっと友達がいなくなると慌て、急いで会場に向かい、出場直前のマーカスを思いとどまらせようとするが、マーカスは一人で舞台に立つ。しかし案の定、マーカスがステージ上でか細い声で「キリング・ミー・ソフトリー」を歌うと大ブーイングが起こる。それを舞台袖から見ていたウィルは近くにいた生徒のギターを借りてステージに上がり、マーカスの伴奏をしながら一緒に歌う。会場はそこそこ盛り上がり、ウィルが調子に乗って歌い続けたことで、ブーイングの対象はマーカスからウィルに移り、結果的にマーカスは嘲笑の対象になることから逃れ、母親との信頼関係を取り戻す。その様子を観客席で見ていたレイチェルはウィルとの付き合いを続けることになり、マーカスや大勢の仲間とともに楽しいパーティをするのだった。

ウィルとマーカスが独白を交えながら行動を起こすという演出が面白い。ウィルとフィオナが結ばれるのかと思いきや、そうはならず、レイチェルとうまく行きそうだがほのめかす程度という余韻のある終わり方もよかった。あらためて「(仕事)何してるの」という素朴な質問は、無職の人にはキツいんだろうな、と再認識した。

【5段階評価】3

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