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2020年12月13日 (日)

(2265) エリジウム

【監督】ニール・ブロムカンプ
【出演】マット・デイモン、アリシー・ブラガ、シャールト・コプリー、ジョディ・フォスター、バグネル・モーラ
【制作】2013年、アメリカ

宇宙コロニーを目指す男の死闘を描いたSF作品。

地球環境が悪化し、富裕層が宇宙コロニー「エリジウム」で暮らすようになった社会。地球のスラムで暮らす青年マックス(マット・デイモン)は、工場勤務中に事故で致死量の放射能を浴びてしまう。エリジウムにある高性能医療マシンを使って治療するため、闇商人のスパイダー(バグネル・モーラ)を訪ねる。スパイダーは、エリジウムに連れて行く条件として、富裕層の一人である工場支配人カーライル(ウィリアム・フィクナー)の脳内データを抽出する器具をマックスに取り付け、カーライルを襲わせる。データ抽出に成功したマックスだったが、エリジウムの防衛長官ジェシカ・デラコート(ジョディ・フォスター)は、地球に住む傭兵クルーガー(シャールト・コプリー)を使ってマックスのデータを奪還しようとする。負傷したマックスは、幼なじみの看護師フレイ(アリシー・ブラガ)に助けを求める。フレイはマックスを自宅に連れ帰り、手当てをする。フレイには地球では治癒の見込みのない白血病を患っており、自分の娘をエリジウムに連れて行くことを望んでいた。マックスは助けることはできないと言い、自分がここにいてはフレイと子どもが危ないと家を去る。そこにクルーガーが現れ、フレイ親子を拉致。マックスはクルーガーの前に姿を現し、フレイの乗せられているクルーガーの飛行艇に乗り込む。ジェシカはクルーガーをエリジウムに呼び寄せるが、クルーガーはジェシカを殺害し、エリジウムを支配しようとする。マックスは死闘の末クルーガーを倒すと、スパイダーとともに、自分の脳に残された電子記憶を使ってエリジウムを再起動。電子記憶を抽出するとマックスは命を落とすことになるが、マックスはその運命を受け入れる。それにより、エリジウム市民にのみ認められていた権利が全員に開放され、フレイの子の白血病は完治する。富裕層にのみ与えられていたエリジウムの高度技術は、地球に住む人々にも開放されることになるのだった。

万能医療マシン、地球と宇宙を行き来できる飛行艇、記憶を抽出できる電子デバイス。電子データを抜くと死んでしまうという状況設定。とても都合のいい条件が揃っていて、分かりやすいものの、ちょっとできすぎの話だった。その一方で、お金はコインだったり、電子デバイスはコードとコネクタで更生されていたり、相変わらず戦闘は爆弾だの銃だの物理的な攻撃が中心だったり、100年経ってもそんな感じなの、というところもあったりした。とはいえ、映像は美しく独創的。今回はBSフジ4Kで観たので、その映像美を十分楽しめた。ただ、BSフジ4Kは日本語字幕がなく、エンドロールなども流さないのが残念。BSなんだから、もう少し贅沢に時間を使ってほしい。まあ、吹き替えのみで字幕どころかオリジナル音声も放送しないBS TBS4Kよりはましだが。

【5段階評価】4

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