« (2227) シンクロナイズドモンスター | トップページ | (2229) スイス・アーミー・マン »

2020年11月 6日 (金)

(2228) プラダを着た悪魔

【監督】デビッド・フランケル
【出演】アン・ハサウェイ、メリル・ストリープ、エイドリアン・グレニアー、スタンリー・トゥッチ
【制作】2006年、アメリカ

ファッション雑誌社で働く女性の奮闘を描いた作品。

大学を卒業したアンドレア・サックス(アン・ハサウェイ)はジャーナリスト志望。キャリアを積むため、ファッション雑誌「ランウェイ」の出版社への就職を希望し、運よく鬼編集長ミランダ・プリーストリー(メリル・ストリープ)の目に止まり、第二アシスタントとして採用される。第一アシスタント、エミリー(エミリー・ブラント)の蔑視を受け流し、公私混同の無茶な要求を繰り返す傲慢なミランダに振り回されつつも、アンドレアは奮闘。ファッションに興味のない彼女だったが、ミランダの右腕ナイジェル(スタンリー・トゥッチ)の協力もあり、次第にミランダに認められ、年に一度の重要イベント、パリ・コレ取材のクルーに抜擢される。しかし、仕事に没頭するあまり、恋人のネイト(エイドリアン・グレニアー)との関係にひびが入り、パリでは憧れのイケメン作家クリスチャン・トンプソン(サイモン・ベイカー)と一夜の関係を持つ。
クリスチャンから、ミランダが編集長を降ろされ、ジャクリーヌ・フォレ(ステファニー・ショスタク)が新編集長になるという話を聞いたアンドレアは、ミランダにそれを伝えようとするが、ミランダはナイジェルが就くはずだった要職にジャクリーヌを抜擢するという裏工作に出て、自らの編集長降板を回避。冷徹なミランダを見て、アンドレアはアシスタントをやめる決心が付く。
アンドレアはネイトとよりを戻し、再就職の面接に向かう。面接相手は、「ミランダから直接ファックスが届き、そこには『アンドレアには失望させられた。雇わなかったら大馬鹿者だ』と書いてあった。いい仕事をしたようだ」とアンドレアに告げる。アンドレアは、ミランダが自分を認めてくれたことに驚く。
アンドレアは忙しそうに車に乗り込むミランダを見かける。ミランダはアンドレアを無視するように車に乗り込むが、ふと微笑み、そして厳しい顔でドライバーに車を出すよう指示する。ミランダの車を見送ったアンドレアは、街の雑踏に溶け込んでいくのだった。

どんなに技能があっても他社に偉そうな人間には虫唾が走るので、ミランダはとても好きにはなれない人物だが、このステレオタイプを通り越すほど典型的な鬼上司がいるからこそ、主人公アンドレアの変わるさま、変わらないさまが観る者に感動を与える。主役から脇役まで、隙のない素敵な作品。ファッションに興味がない人でも十分に楽しめる。

【5段階評価】5

|

« (2227) シンクロナイズドモンスター | トップページ | (2229) スイス・アーミー・マン »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価5の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2227) シンクロナイズドモンスター | トップページ | (2229) スイス・アーミー・マン »