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2020年11月15日 (日)

(2237) トラック野郎 御意見無用

【監督】鈴木則文
【出演】菅原文太、愛川欽也、中島ゆたか、夏純子、湯原昌幸、佐藤允、夏夕介、春川ますみ
【制作】1975年、日本

長距離トラック運転手が主役の人情ドラマ、東映「トラック野郎」シリーズの第1作。

星桃次郎(菅原文太)は、愛車「一番星号」を操る長距離トラック運転手。相棒の松下金造(愛川欽也)は「やもめのジョナサン」を名乗り、日本銀行御用達の看板を掲げたトラックを愛車にしていた。ある日、桃次郎はいきつけの食堂「くるまや」で見目麗しい女性、倉加野洋子(中島ゆたか)に一目惚れ。桃次郎を慕って舎弟となった千吉(湯原昌幸)に命じて洋子に花束を渡そうとするが、千吉は視界に入った竜崎京子(夏純子)に花束を渡してしまう。桃次郎を憎からず思っていた京子だったが、千吉から誤解であることを知らされる。
桃次郎に関門のドラゴンと名乗る男(佐藤允)がトラックでの競争を挑む。受けて立った桃次郎だったが、同乗していた千吉がおびえてトラックを停止させてしまい、勝負に敗れる。明くる日、桃次郎は、洋子が笑顔で竜崎のトラックに乗り込み、ラブホテルに乗り入れたのを見てショックを受け、くるまやに現れた洋子をなじる。しかし、それは桃次郎の早とちりで、彼女は店の客がラブホテルで服を盗まれたので、代わりの服を届けに行っただけだったのだ。桃次郎は洋子に詫びるが、ふとした弾みで桃次郎とドラゴンの大げんかになってしまう。
ドラゴンは実は京子の実の兄で、京子が惚れた男の品定めに来たのだった。桃次郎の男気を認めたドラゴンだったが、京子は桃次郎の思いが自分にはないことを知る。一方、京子に惚れた千吉は、トラックの運転席で愛の告白の予行演習をするが、うっかり拡声器のスイッチが入ってしまい、千吉の声は店の中に筒抜けになってしまう。店の客達は大笑いするが、京子は自分のトラックに乗り、千吉の求婚を受け入れる。
桃次郎も、洋子との仲を深めていく。しかし洋子には、松岡明(夏夕介)という別れた恋人がいた。彼は交通事故を起こし、巨額の賠償金による借金を背負っており、洋子に最後の別れを告げて遠洋漁業船に乗ることを決める。それを知った桃次郎は、洋子を励まし、トラックに洋子を乗せて港から旅立とうとしている明のもとに連れて行く。二人を見送り、桃次郎は港を去る。桃次郎は今日も金造とトラックを走らせるのだった。

デコトラブームを作り出した菅原文太の代表作。「男はつらいよ」に対抗する人情ドラマだが、女性のヌードシーンがあったり派手な喧嘩があったりと、内容は「男はつらいよ」より大衆娯楽色が強い。とは言え下品ではなく、いろいろなエピソードが盛りだくさんの作品。

【5段階評価】3

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