« (2228) プラダを着た悪魔 | トップページ | (2230) サウスポー »

2020年11月 7日 (土)

(2229) スイス・アーミー・マン

【監督】ダニエルズ
【出演】ポール・ダノ、ダニエル・ラドクリフ、メアリー・エリザベス・ウィンステッド
【制作】2016年、アメリカ

無人島から故郷を目指す男が一体の死体を発見して・・・。非日常感漂うファンタジー作品。

無人島で孤独に苛まれるハンク・トンプソン(ポール・ダノ)は自殺を決意。首を吊ろうとしたとき、砂浜に男が流れ着いているのを発見。しかしそれは死体(ダニエル・ラドクリフ)だった。改めて首を吊ろうとすると、死体からガスが漏れる音がする。ハンクは海に流されそうになっている死体を引き戻そうとするが、突如、死体はガスを猛烈に吹き出し、水上バイクのように海原を進んでいく。途中で海に投げ出されたハンクは、気づくと別の陸地にたどり着いていた。ハンクは死体を置いて立ち去ろうとするが思い直し、死体とともに移動し始める。死体は飲料水を供給したり、火をおこしたり銃の代わりをしたり、まるでスイス・アーミーナイフのように機能的で、しかもしゃべり始める。ハンクは死体の名前がメニーであり、過去の記憶が何もないことを知る。
ハンクは、自分が片思いをしている女性の隠し撮り写真をスマホの待ち受けにしていたが、それを見つけたメニーは彼女に興味を持つ。ハンクはメニーが興奮するといろいろな役に立つ機能を発揮することを知り、待ち受け画面の女性に変装してメニーの恋人のように振る舞う。
苦難を乗り越え、二人はようやく人家にたどり着く。そこはなんと、待ち受け画面の女性、サラ(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)の家だった。始めはハンクとメニーに驚くサラだったが、ハンクが遭難していたと知って救助を呼ぶ。救助隊員はメニーを死体として運び去ろうとするが、ハンクはそんなことはさせないと言ってメニーとともに逃走し、海辺にたどり着く。警官やサラたちが見守る中、メニーは再びガスの放出を始め、海面を勢いよく進んで沖に消えていくのだった。

どういう発想で作ったんだよ、と言いたくなる奇想天外な作品。しかも死体役は、「ハリー・ポッター」役で世界の人気者になったダニエル・ラドクリフ。ファンタジーでかわいい男の子というイメージで見てしまうが、本作では死体役、「グランド・イリュージョン 見破られたトリック」では悪役を演じるなど、実は結構いろいろな役を演じており、その姿勢は挑戦的である。

【5段階評価】3

|

« (2228) プラダを着た悪魔 | トップページ | (2230) サウスポー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2228) プラダを着た悪魔 | トップページ | (2230) サウスポー »