« (2232) ザ・バンク 堕ちた巨像 | トップページ | (2234) ホース・ソルジャー »

2020年11月11日 (水)

(2233) WILD CARD/ワイルドカード

【監督】サイモン・ウェスト
【出演】ジェイソン・ステイサム、マイケル・アンガラノ、マイロ・ビンティミリア、ドミニク・ガルシア=ロリド
【制作】2015年、アメリカ

ラスベガスで暮らす用心棒がマフィアと戦うバイオレンスアクション作品。

ラスベガスで暮らすニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)は、コルシカ島でのんびり暮らすことを夢見る仲間思いの男。彼はIT長者の若者サイラス・キニック(マイケル・アンガラノ)からボディガードを頼まれる。ニックの元恋人ホリー(ドミニク・ガルシア=ロリド)が、イタリアンマフィアの若者ダニー・デマルコ(マイロ・ビンティミリア)に襲われ、強姦されて大けがをする。彼女は復讐したいとニックに連絡。ニックはマフィアとは距離を置きたいと思いながらも、彼女のためにデマルコの泊まるスイートルームを突き止め、彼とボディガードの二人を得意の戦闘技術で倒し、縛り上げる。部屋に現れたホリーは、デマルコの陰部を植木ばさみで切りつけ、復讐を果たすと街を去る。ニックはカジノに戻り、サイラスの見守る中、運を味方に付けてブラックジャックで大勝ちし、50万ドルを稼ぐ。しかし換金直前、この金では自由を得るのには足りないと思い直し、再びブラックジャックのテーブルに戻ると、50万ドル全額を賭けるが、選択ミスで全額を擦ってしまう。彼はやけ酒を飲み、倒れる。ニックは完全に酒とギャンブルの依存症だった。
サイラスがホテルの部屋でニックを介抱するが、バーに戻ったニックの周囲にデマルコの手下が現れるが、ニックは彼らを叩きのめす。デマルコはさらに、ニック行きつけのダイナーに手下を連れて自ら現れるが、ニックは彼らを返り討ちにすると、サイラスからもらったコルシカ島行きのチケットを手にラスベガスを去るのだった。

ステレオタイプな悪者マフィアを皆殺しにして街を去るという娯楽映画。ホリーの依頼は実は狂言なのでは、とか、サイラスが実はマフィア界の大物なのでは、とか、そういうどんでん返し的な展開は一切ない。ただただ悪い奴を懲らしめるだけ。
いったんマフィアを敵に回したら、街中で問答無用に銃で滅多撃ちにされたり、夜道で拉致されて拷問の末に殺されたり、まず知り合いから殺されていって指定の場所に呼び出されて殺されたり、どんな得体の知れない恐怖に苛まれるのかと思いきや、必ず少数の雑魚が「これから攻撃しますね」的な感じで現れる。銃を突きつけるわけでもナイフで刺してから話しかけてくるわけでもない。そしてラスボスであるはずのデマルコは、ニックの戦闘の腕が立つのが分かっているのに、チンピラだけ数人連れて現れ、なすすべなく殺される。あまりにも愚か。ジェイソン・ステイサム主役アクション作品ということだけが売りの内容の乏しい作品だった。

【5段階評価】3

|

« (2232) ザ・バンク 堕ちた巨像 | トップページ | (2234) ホース・ソルジャー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2232) ザ・バンク 堕ちた巨像 | トップページ | (2234) ホース・ソルジャー »