(2218) ビー・バップ・ハイスクール
【監督】那須博之
【出演】仲村トオル、清水宏次朗、中山美穂、宮崎ますみ、地井武男、古川勉
【制作】1985年、日本
きうちかずひろの漫画、「ビー・バップ・ハイスクール」の実写化作品第1弾。けんかが得意な高校生2人のけんかと恋を描いた青春コメディ映画。
ダブリで愛徳高校2年生の仲村徹と加藤浩志(清水宏次朗)は、勝手に舎弟を名乗る兼子信雄(古川勉)や一年生の大前均太郞(鎌田伸一)らを従え、学生生活を送っていた。二人は同級生の泉今日子(中山美穂)に誕生会に呼ばれるが、全くなじめず、家業の酒蔵の酒を飲んで暴れてしまう。やけになった二人は他校との喧嘩に明け暮れ、戸塚水産高校の生徒と喧嘩。戸塚は卒業生の半数がヤクザになるという高校で、二人は戸塚のヘビ次(小沢仁志)とネコ次(木下秀樹)に目を付けられる。ヘビ次とネコ次はトオルとヒロシの居場所を聞くため、今日子を捕まえ、今日子を殴って髪の毛を切り落とす。今日子は親に転校させられてしまう。トオルとヒロシは戸塚高校に果たし状を叩き付け、仲間とともに工場跡地で戸塚高校と大乱闘。激しい戦いの末、ヘビ次とネコ次を倒す。今日子が忘れられない二人は花束を持って今日子の通う学校の門の前に現れ、二人で喧嘩を始める。それを見つけた今日子は嬉しそうに微笑むのだった。
不良高校生がわんさか出てくる映画で、高校生がたばこは吸うわ酒は飲むわなので、今となっては地上波放送は厳しいんだろうが、本作は東映チャンネルでの無料放送。今は亡き地井武男や阿藤海らが出演し、懐かしい作品。若い阿藤海の見た目と声質が、麒麟の田村に妙に似ていた。
【5段階評価】3
| 固定リンク
コメント