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2020年11月 1日 (日)

(2223) パリの恋人

【監督】スタンリー・ドーネン
【出演】オードリー・ヘップバーン、フレッド・アステア、ケイ・ソンプソン、ミシェル・オークレール
【制作】1957年、アメリカ

本屋の店員からファッションモデルになった女性とカメラマンとの恋を描いたミュージカル作品。

ファッション雑誌の編集長マギー(ケイ・トンプソン)とカメラマンのディック・エイブリー(フレッド・アステア)はモデルを連れて書店で撮影を開始。書店の店員ジョー・ストックトン(オードリー・ヘップバーン)がディックの目に止まり、ディックは彼女をモデルになるよう説得。パリのフロストル教授に会うことを願っていた共感主義かぶれのジョーは、モデルになることを承諾。
パリに渡ったジョーとディックは撮影を進めながら互いに惹かれ合っていく。しかし、大事なショーの直前、ジョーはフロストル教授(ミシェル・オークレール)に出会い、二人で語り合っているところに、ディックが現れ、教授は下心でジョーに接していると言ってジョーを連れ帰ったため、ジョーとディックは喧嘩になり、ショーは大失敗。ジョーは再びフロストル教授に会いに行く。マギーとディックはアメリカから観光で来た夫婦になりすましてフロストル教授の家に入り、ジョーを連れ帰ろうとするが、ジョーは反発。マギーとディックは諦めて教授の家をあとにする。邪魔者がいなくなったフロストル教授は本性を現し、ジョーに激しく迫るが、ジョーは陶器の像で教授を殴って逃げ帰る。
会場に戻ったジョーはディックを探すが、ディックはすでに帰途に就いていた。ジョーはマギーにディックを連れ戻してくれるよう頼み、見事にファッションショーをやり遂げるが、ディックは捕まらない。ジョーはファッションショーを終えると、ウェディングドレス姿のまま、会場から駆け出す。
ディックは飛行機への搭乗直前、フロストル教授に再会。フロストル教授はジョーに頭を殴られ大けがをしたと激怒していた。ジョーがフロストル教授に騙されなかったことを知ったディックは飛行機に乗るのをやめ、ジョーと愛を誓い合った庭園に向かう。そこには失意のジョーがいた。ディックはジョーに愛をささやき、二人は再び口づけをかわすのだった。

公開当時28歳のオードリー・ヘップバーンに対し、フレッド・アステアは58歳。二人が恋人同士というのはさすがに年が離れすぎだが、そこは気にしてはいけないんだろう。ステッキやコートを使ったフレッド・アステアのダンスは見事だが、オードリー・ヘップバーンも巧みなダンスや歌を披露しており、見応えがあった。一方で、初登場シーンの質素な店員の出で立ちも、一目で「あ、映画スターだ」と気づいてしまう愛らしさ。一歩間違えば骨張って見えるほど華奢で痩せているが、怒った顔すら可愛らしい。絶世の美人女優とは違った世紀の大女優だ。

【5段階評価】3

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