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2020年10月30日 (金)

(2221) おしゃれ泥棒

【監督】ウィリアム・ワイラー
【出演】オードリー・ヘップバーン、ピーター・オトゥール、ヒュー・グリフィス、イーライ・ウォラック
【制作】1966年、アメリカ

美術館の彫像を盗む計画を実行する男女の奮闘ぶりを描いたコミカルラブサスペンス。

贋作美術家のシャルル・ボネ(ヒュー・グリフィス)は、自分の作った贋作をオークションで高値で売り、娘のニコル(オードリー・ヘップバーン)は気が気でない。脳天気なシャルルは意に介さず、自分の父親が母親をモデルに作ったビーナス像を、彫刻家チェリーニの作品として美術館に貸し出す。シャルルの所有する作品を贋作と疑うベルナール・ド・ソルネ(シャルル・ボワイエ)は、鑑定家のサイモン・デルモット(ピーター・オトゥール)に調査を依頼。サイモンはボネの屋敷に忍び込むが、ニコルに見つかってしまう。ニコルはサイモンに銃を突きつけ、サイモンを追い出そうとするが、銃が暴発してサイモンは腕を負傷。贋作を扱っている負い目のあるニコルは警察を呼ぶこともできず、サイモンをホテルまで送る。
美術館に貸し出した彫像が、保険の対象となって美術鑑定にかけられることになってしまう。慌てたニコルは、自分の家に忍び込んだサイモンを泥棒と勘違いし、ビーナス像を盗んでほしいと依頼。ニコルに魅せられていたデルモットはそれを引き受ける。二人は美術館に潜入し、閉館後、赤外線アラーム装置をわざと2回起動させて警備員にアラームのスイッチを切らせ、彫像を盗むことに成功。掃除人に変装したニコルとともに、美術館から彫像を持ち出す。彫像は、ニコルに言い寄っていたアメリカの富豪デービス・リーランド(イーライ・ウォラック)に譲り渡し、ニコルとサイモンは恋仲になるのだった。

スタイリッシュな犯罪映画。おしゃれ泥棒という言葉のイメージ通り、主人公の男女がコミカルかつ軽快に彫像を盗み出す。ニコルとサイモンの出会いのシーンでのやりとりは、かなり不自然だが(初対面の男が自宅に忍び込んでいて、それを見つけた若い女性がその男を車に乗せて移動するだろうか)、その後の盗みを企てるシーンは楽しい。リーランドに高価な婚約指輪を返したり、ビーナス像を譲っておいて報酬を得なかったり、そこまで金に興味がないのもどうかと思うが、「おしゃれ泥棒」なので仕方ない。
ちなみに、音楽を担当しているのは「スター・ウォーズ」などであまりにも有名なジョン・ウィリアムズ(本作ではジョニー・ウィリアムズ)である。

【5段階評価】3

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