« (2196) ドラえもん 新・のび太の日本誕生 | トップページ | (2198) シーズンズ 2万年の地球旅行 »

2020年10月 6日 (火)

(2197) ラン・オール・ナイト

【監督】ジャウム・コレット=セラ
【出演】リーアム・ニーソン、ジョエル・キナマン、エド・ハリス、ジェネシス・ロドリゲス、ボイド・ホルブルック
【制作】2015年、アメリカ

元殺し屋が無実の息子を守るためにマフィアと戦うバイオレンスアクション。

元殺し屋で酒浸りの生活を送るジミー・コンロン(リーアム・ニーソン)はマフィアのボス、ショーン・マグワイア(エド・ハリス)と親しい仲。ジミーの息子マイク(ジョエル・キナマン)はボクシングジムでコーチをしている堅気の男で、身ごもっている妻のガブリエラ(ジェネシス・ロドリゲス)と二人の娘と暮らしていた。ある日、ショーンの息子ダニー(ボイド・ホルブルック)は、金を要求してきたマフィア2人を撃ち殺すが、その様子をマイクに目撃されてしまう。マイクは逃走し、ダニーはマイクを殺すため、マイクの家に向かうが、マイクの家を訪れていたジミーが、マイクに銃を向けているダニーに気づき、とっさに射殺する。ジミーは素直にショーンに電話を入れ、やむを得ずダニーを殺したと報告するが、ショーンはマイクを殺して息子を失った苦しみを味わわせた後ジミーを殺すと宣言し、非情な殺し屋プライス(コモン)を送り込む。ジミーはマイクとその家族を山荘に逃がそうとするが、マイクはジミーとともにマフィアと戦う道を選ぶ。警察と殺し屋の追撃をかわしたジミーは、ショーンにマイクを狙うなと伝えるが、ショーンは聞き入れない。ジミーは「一線を越える」と宣言し、ショーンの根城であるバーに乗り込み、ショーンの手下を全滅させると、操車場に逃げたショーンの息の根を止める。山荘にいるマイク一家に合流したジミーだったが、そこに執念深く殺し屋プライスが現れ、ジミーを攻撃。致命傷を受けたジミーは、最後の力を振り絞って、マイクを狙うプライスを殺害。かけつけたマイクに見守られ、息を引き取るのだった。

家族を守るために強大な悪に立ち向かう男。いかにもリーアム・ニーソン主演のアクション映画という作品。ニューヨークの喧噪や深夜の静寂、ゴミ収集などの労働の様子などが映像に織り込まれ、視点が俯瞰的な位置からニューヨーク市街をかけめぐる映像は独創的だったが、物語との関係はやや希薄。
悪者を皆殺しにして最後は自らが犠牲となって家族を守る、という流れは、この手の作品ではよくある。しかし本作では、警察にまでマフィアの影響が及ぶ絶望的な状況の中、主人公が、自分への嫌悪感を露わにしていた刑事に「お前が殺した人のリストを見せてくれれば息子の話を聞いてやろう」と言われたことを信用し、殺害者リスト、いわば自分の罪を書き記した紙を手に死ぬことで贖罪を果たす。この演出により、最後に主人公が命を落とすシーンに、正義が貫かれたという感慨が加わった。ここはうまかった。
とは言え、主人公キャラのスペシャルアビリティ「敵の弾が当たらない」「負傷しても一晩で回復」「大勢に囲まれても捕まらない」を使いまくって戦うので、予定調和感は否めないのだった。

【5段階評価】3

|

« (2196) ドラえもん 新・のび太の日本誕生 | トップページ | (2198) シーズンズ 2万年の地球旅行 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2196) ドラえもん 新・のび太の日本誕生 | トップページ | (2198) シーズンズ 2万年の地球旅行 »