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2020年10月 7日 (水)

(2198) シーズンズ 2万年の地球旅行

【監督】ジャック・ペラン、ジャック・クルーゾ
【出演】-
【制作】2015年、フランス

2万年前から現代に至る自然と人間の関わりを描いたドキュメンタリー。

2万年前の氷河期を乗り越え、生き残った動物たちが、木々の生い茂る森の中で豊かな命をはぐくむ。やがて人類が農耕を始め、森は減少。牛や猪は家畜化され、餌を失った狼も、食料を与えてくれるヒトに飼い慣らされ、犬になる。人類は瞬く間に科学技術を発展させ、一部の生物は里山に新たな生態系を作り出し、一部は住む場所を奪われていく。時が経ち、人類はようやく生物多様性の重要性を知る。自然破壊という人為的な冬の時代を乗り越えた自然界は、人類との新たな共生の時代に入るのだった。

哺乳類を中心に、鳥類、は虫類、両生類、昆虫類の様子を捉えている。同じ監督コンビによる「オーシャンズ」同様、生物の映像美を追及しながら、人類に警鐘を鳴らすため、映画としての創作的な部分も取り入れているのが特徴的。本作では、木々の影がみるみるうちに伸びていく様子や、古代の人類、蜂など動物がダメージを受けているシーンなどで人為的な撮影手法が採られていた。
本作は、日本語版のナレーターが木村文乃と笑福亭鶴瓶だったのだが、木村文乃の自然なナレーションに比べて、笑福亭鶴瓶はどうしても怪盗グルーがちらつく。しかもイントネーションだけではなく、「しっかり立たんとオオカミに食べられてしまうでぇがんばりや」だの「餌をもらわなあきません」だの、言葉自体もかなりコテコテの関西弁。これがフランス制作の自然の映像と合わない。さらにときどき標準語でも関西弁でもない妙なイントネーションになったりもして、「シュレック」の「これ関西弁で吹き替えする必要あるんかいな」という不自然さとは違う聞きづらさがあり、映像に没入しづらかったのは残念。関西弁をナレーションに使うというチャレンジ精神は買うが意図がくみ取れなかった。

【5段階評価】3

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