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2020年10月21日 (水)

(2212) 日々是好日

【監督】大森立嗣
【出演】黒木華、樹木希林、多部未華子、鶴見辰吾、郡山冬果、鶴田真由
【制作】2018年、日本

お茶を習い始めた女性の人生を描いた作品。森下典子のエッセイが原作。

大学生の典子(黒木華)は母親(郡山冬果)の勧めで従弟の美智子(多部未華子)とお茶を習うことにする。師匠の武田先生(樹木希林)の指導を受けながら、何が楽しいのかもよく分からないまま、典子はお茶の稽古を続ける。やがて美智子は結婚し、典子は就職も結婚もしないまま10年が経つ。裏切られた彼と別れ、一人暮らしを始め、新たな恋人ができる。一期一会の教えを武田先生から聞いたあと、典子は父親(鶴見辰吾)から近くに来たから寄ってもいいかという電話をもらうが、用事があると断る。父親はまた会えるからいいか、とあっさり了解するが、典子の週末の帰宅を待たず父親は倒れ、帰らぬ人となる。茶道を始めて24年が経ち、典子は武田先生から、お茶を教えてはどうかと勧められる。典子は新たな人生の始まりを感じるのだった。

茶道をテーマにした物静かな作品。号泣したり激昂したりするような演出はなく、終始、感情表現は抑え気味。黒木華らしい作品とも言える。タイトルとなった茶道の言葉は様々な読みがあるが本作は「にちにちこれこうじつ」と読む。繰り返し稽古することで茶道の形式美を体得していく。それをいいと思うか面倒と思うか。いいと思う人にとっては、茶道を始めるきっかけにもなりうる作品だろう。自分もお茶に呼ばれたことはあり、それなりの関心を持って作品を観たものの、この世界に足を踏み入れたいとは残念ながら思わなかった。俗物だが仕方ない。

【5段階評価】3

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