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2020年10月31日 (土)

(2222) 沈黙の大陸

【監督】タン・ピン
【出演】リー・トンシュエ、ジャニケ・アスケボルド、マイク・タイソン、スティーブン・セガール、クロビス・フーアン
【制作】2017年、中国

中国の通信企業営業社員が、アフリカの通信網整備のために活躍するアクション映画。

中国通信企業DHテレコムの営業マン、ヤン・ジェン(リー・トンシュエ)は同僚のルアン・リン(リー・アイ)とともにアフリカの通信網整備の入札に参加。欧州のライバル企業MHMのマイケル(クロビス・フーアン)は、部族の復権を目指す軍人カバ(マイク・タイソン)を味方に付け、DHテレコムの妨害工作に走る。ヤンは入札担当者のスザンナ(ジャニケ・アスケボルド)と協力して、国内の通信網を確保。しかし、マイケルはヤンを襲って高速通信技術を盗もうとし、ヤンを支援するアサイド族長(エリック・エブアニー)を射殺。マイケルはカバを連れてヤンを捕らえ、ヤンを殺すようカバに指示する。カバは乗っていた客船からヤンを突き落として殺そうとするが、ヤンはマイケルがアサイド族長を殺したことを伝える。カバはヤンを逃がす。
ヤンは通信網のソースコードを公開することでDHテレコムの信頼性を証明。ヤンを祝福するレセプションが開かれるが、マイケルは会場に爆弾をしかけ、カバに出席者を抹殺するよう指示。しかしカバはマイケルを遠隔爆弾で殺害すると、レセプション会場で自らの罪を懺悔し、命を絶つ。ヤンはアフリカの通信網整備の立役者となるのだった。

スティーブン・セガールとマイク・タイソンが夢の共演という触れ込みだが、「沈黙」の冠がありながら、なんとマイク・タイソンはおろか、スティーブン・セガールまで脇役で、中国人の営業マンが主人公。まずここにびっくり。そしてセガールとタイソンの戦闘シーンがハイライトかと思いきや、これも序盤で戦うだけで終了。しかもセガールが殴り倒されて終わる。スティーブン・セガールが負けて終わる映画、スティーブン・セガールが脇役の映画なんて絶対ないと思っていた。中国映画すごい。そしてマイク・タイソンのボクシングが見られるのは序盤だけで、後半は火器をぶっ放すだけ。
そんなわけで、これは大外れの作品だわ、と思って観ていたのだが、一度敗北した悪役カバが再登場して心を入れ替えたり、ヤンがライバル企業からの提訴をソースコード公開という形で跳ね返したりと、盛り上がりを見せた。
とは言え、実話でもないのに、エンディングでヤンの功績を称える後日談が表示されたりして、中国の国家礼賛の香りもただよう作品だった。

【5段階評価】3

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