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2020年9月15日 (火)

(2176) 007 黄金銃を持つ男

【監督】ガイ・ハミルトン
【出演】ロジャー・ムーア、ブリット・エクランド、クリストファー・リー、モード・アダムス、エルベ・ビルシェーズ
【制作】1974年、イギリス、アメリカ

スパイ映画、007シリーズ第9作。「007 死ぬのは奴らだ」の続編。

黄金銃を持つ銃の名手、スクラマンガ(クリストファー・リー)が007(ロジャー・ムーア)への殺害予告をする。007は彼を追って香港に飛び、愛人のアンドレア・アンダース(モード・アダムス)に接近。しかし、スクラマンガの狙いは007ではなく、太陽エネルギーのエキスパート、ギブソンだった。007はさらなる手がかりを求めて、スクラマンガとつながる富豪ハイ・ファット(リチャード・ルー)に接近するが、正体はばれており、逃走。スクラマンガはハイ・ファットを殺害し、開発した太陽光発電装置の権利を手中にする。
スクラマンガを恐れたアンドレアは、彼に内緒でスクラマンガを倒すよう007に依頼。007はアンドレアが盗み出した発電装置の要の部品ソレックスを受け取るため、タイのキックボクシングの会場で彼女と会うが、彼女はスクラマンガに気づかれ、殺されていた。彼の横にスクラマンガが現れ、邪魔をするなと言い残して会場を去る。007は床にソレックスが落ちているのに気づき、それを拾い上げ、仲間のメアリー・グッドナイト(ブリット・エクランド)に託すが、彼女はスクラマンガの車で連れ去られる。007は彼女を追って、スクラマンガの拠点、中国の孤島に向かう。
スクラマンガは太陽光発電装置を自慢げに007に説明。銃の名手である彼は、007との一騎打ちを望み、遊園地のアトラクションのような施設内で言った位置の勝負を行う。ボンドは自分の蝋人形になりすましてスクラマンガを倒すと、グッドナイトと協力してソレックスを入手し、スクラマンガの船で島を脱出。スクラマンガの助手だった小人症のニック・ナック(エルベ・ビルシェーズ)が007に襲いかかるが、007は彼を捉え、自動走行の船の中でグッドナイトと抱き合うのだった。

相撲レスラー2名が007に意味不明の戦いを挑んだり、007が空手の試合に参加させられたり、空手が得意な女子高生二人組が敵をばったばったとやっつけたり、「悪役さん本気で戦ってますか」と言いたくなるようなコミカルなシーンが多く、いかにもロジャー・ムーア時代のコミカルアクションの様相が強い。何のためにあるのか全く意味不明の木製発射台を使って車が1回ひねりで川を飛び越えるシーンも、映像的には面白いけど真面目に悪者を追いかける様子を見守っている人からすると、何だよそれとも言いたくもなる。
ただ、スクラマンガがペンやライターなどの身近な道具を組み立てて黄金銃を作り上げたり、乗っていた飛行機が翼を装備して空を飛んだりするシーンは、少年が心をときめかせるには十分。007の秘密道具より敵側の秘密道具の方がかっこいいという珍しいパターンだった。

【5段階評価】2

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