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2020年9月23日 (水)

(2184) 死霊館 エンフィールド事件

【監督】ジェームズ・ワン
【出演】パトリック・ウィルソン、ベラ・ファーミガ、マディソン・ウルフ、フランセス・オコナー、サイモン・マクバーニー
【制作】2016年、アメリカ

イギリスで起きたポルターガイスト現象を扱ったホラー映画。「死霊館」の続編。

イギリスのエンフィールドにある民家に住むホジソン家で、超常現象が起き始める。次女のジャネット(マディソン・ウルフ)が夜中、何かに取り憑かれたようになって誰かを会話し、家を出て行かないと殺すと脅される。末っ子のビリーは夜中、廊下のおもちゃの消防車が勝手に動くのを目にし、廊下の端に張られたテントから大人の叫び声が聞こえ、慌てて母親のペギー(フランセス・オコナー)のところに逃げ込む。ペギーは階下で物音に気づき、おそるおそる近づくと、ジャネットが寝ぼけたままソファに座って体を揺らしていた。
次の夜、ジャネットはいつの間にかベッドから落ちており、何かが部屋の中に入ってきた気配に気づく。ベッドが激しく揺れ、横で寝ていた姉のマーガレット(ローレン・エスポジート)のベッドも揺れ出したため、二人は母親のもとに駆け込む。ジャネットの肩には人間のものとおぼしき噛み跡があった。ペギーは子どもとともに隣家のノッティンガム家に転がり込む。警察がホジソン家を調べに来るが、壁の中から音がしたり、椅子が独りでに動き出したりし、警官は警察の手には負えないので神父に相談するとペギーに告げる。
事件はマスコミに取り上げられ、心霊現象研究協会の調査員をしているモーリス・グロス(サイモン・マクバーニー)はジャネットにインタビューをする。ジャネットは何かに取り憑かれて奇妙な声を出し、72歳のビル・ウィルキンスだと名乗る。この事件の調査依頼が、悪魔祓いに携わっているウォーレン夫妻のもとに来る。ロレイン・ウォーレン(ベラ・ファーミガ)は、夫のエド(パトリック・ウィルソン)が杭のようなものに体を貫かれて死ぬ予知夢を見ており、この事件への関与を嫌がるが、エドは何かあったら君が助けてくれるはずだ、と言い、調査への協力を承諾する。
エドもジャネットの奇妙な声を録音するなどして調査を進める。台所でジャネットが長男のジョニー(パトリック・マコーリー)に襲いかかり、台所がめちゃくちゃになる事態が起きる。しかし、台所で落ち着いた表情で家具を投げているジャネットの様子が撮影されたため、懐疑派の超心理学者グレゴリー助教授はペギーとジャネットの狂言だと断定。エドとロレインもホジソン家を後にする。しかし、帰りの鉄道に乗ったところで、エドは、ジャネットの意味不明な奇声の録音を2つ同時に再生すると「助けて アレが 俺を 放して くれない」という意味になることに気づく。ジャネットに取り憑こうとしているのは、ビル・ウィルキンスという死霊ではなく、それを支配する存在、悪魔だったのだ。
エドとロレインはホジソン家に戻る。ホジソン家ではジャネットが再び超常現象に飲み込まれ、他の家族は家から閉め出されてしまう。エドは地下室から強引に家の中に入り、ジャネットを探す。ジャネットは2階の窓から、雷が落ちて鋭利な杭のようになった樹木に落下しようとしていた。エドは何とかそれを片手で抱えて制止するが、もう片方の手はカーテンを掴み、今にも落ちそうになっていた。エドに続いて家の中に入ったロレインは、エドのいる2階の部屋に向かう。そこにはロレインが予知夢で観た悪魔(ボニー・アーロンズ)の姿があった。ロレインはうなされながら聖書に書き留めた悪魔の名、「バラク」を叫び、悪魔を地獄に追い返すと、窓から落ちそうになっていたエドとジャネットを部屋に引き戻す。
こうしてジャネットは救われ、エドとロレインは帰国するのだった。

前作の設定を踏襲しつつ、実際の怪奇事件を扱いながら、どんでん返しのある謎解き要素も織り交ぜた意欲的な内容。何度も観たい作品ではないが、筋立てがしっかりしていて、怖がるだけではなくストーリーも楽しめた。ホラー映画の中では秀作の部類だろう。

【5段階評価】4

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