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2020年8月22日 (土)

(2152) 人間椅子

【監督】佐藤圭作
【出演】宮地真緒、小沢真珠、板尾創路
【制作】2006年、日本

江戸川乱歩の小説をモチーフにした不条理サスペンス。

出版社に勤める倉田真里(宮地真緒)は美人作家の今野佳子(小沢真珠)の担当となる。今野佳子は名作家、大河内俊作の弟子で、しばらく作品を出していない。佳子は人の入った椅子を部屋に置いて中の人の愛撫を受けるという猟奇的な性癖があり、真里もその椅子に座らされ、佳子の家で小説を書くようになる。作家の所有物やごみを集める変態的な趣味を持つ真里は、それをネタに上司の小原茂樹(板尾創路)と寝る羽目になり、担当交代のために佳子の家に連れて行かれる。しかしそれは、真里が担当を首になるということではなく、これまで椅子の中にいた掘田という男の担当者と真里が交代し、真里が真の佳子の相手を務めるということだった。掘田は大河内を嫉妬から殴り殺して佳子や小原とともにその死体を埋めた男だった。小原はかつて真里が小説コンテストに応募した作品「淡雪」を佳子の作品として世に出す。佳子はそれをもとに文学界に復帰を遂げるのだった。

モチーフは江戸川乱歩の小説だが、内容は原作とはほとんど関係ない。人間椅子の形もなんともぶかっこうで、おどろおどろしさもなく、ただ人が入るように作ったらとっても変なものになりましたという形。映像としての魅力も大してなかったが、唯一、大河内が白い布をかぶって椅子のようになりそこに佳子が座るというビデオのシーンは、若干「リング」のようなテイストで、音声がビデオのものと実際のものとが不規則的に入れ替わるという演出が、観る者の恐怖をあおり、多少迫力があった。ただ全体的には深夜テレビドラマレベルの品質。

【5段階評価】2

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