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2020年8月28日 (金)

(2158) コンフィデンスマンJP ロマンス編

【監督】田中亮
【出演】長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、竹内結子、三浦春馬、江口洋介、織田梨沙、前田敦子
【制作】2019年、日本

テレビドラマ「コンフィデンスマンJP」の劇場版第1作。香港の女性富豪を巡る詐欺師の騙し合いを描いたコミカルサスペンス。

女詐欺師のダー子(長澤まさみ)はボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)、五十嵐(小手伸也)、そして街で出会った駆け出しの詐欺師モナコ(織田梨沙)と組んで、香港の女性富豪ラン・リウ(竹内結子)に取り入って詐欺を働く計画を立てる。一方、ダー子らにかつて20億円をだまし取られたヤクザの赤星栄介(江口洋介)は彼らに復讐するため行動を開始する。
ダー子らは香港に飛び、ラン・リウに接触するが、彼女のもとにはすでに恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)が入り込んでいた。ジェシーはかつてダー子が組んだことの相手だったが、ジェシーは常に一手先を行き、ダー子らの計画はうまく進まない。ジェシーはラン・リウを恋仕掛けで落とそうとするが後一歩及ばず、ダー子に協力を申し出る。ジェシーはラン・リウの恋の相手に30億円もの金を渡してラン・リウを振る役をさせ、傷心のラン・リウの前にジェシーが登場。そこにダー子が横恋慕した形で現れ、ラン・リウに銃を向けたところでジェシーがかばうという筋書きでラン・リウを落とし、彼女が身につけている数百億円するというパープルダイヤモンドを手に入れる。あっけにとられるボクちゃんやリチャードたちを置いてダー子はジェシーとヘリに乗り込もうとするが、中にいたのは赤星だった。ジェシーは赤星に雇われ、ダー子たちを赤星に引き渡すのが目的。モナコはジェシーの送り込んだ手先だったのだ。そこに大量のパトカーとともにラン・リウが現れ、ジェシーに銃を向けるが、ジェシーは赤星とともにヘリで逃走してしまう。
赤星は勝ち誇ったようにパープルダイヤを鑑定にかけるが、それは偽物だった。騙されていたのはジェシーのほうで、なんとラン・リウもダー子の組んだ詐欺師だった。彼らはラン・リウの恋の相手に支払った30億をものにし、盛大に喜ぶのだった。

詐欺のどんでん返しは脚本次第で何でもありで、いかにも芝居じみたやりとりは好みの分かれるところだが、凝った伏線と回収で素直に楽しい。観ていて素直に楽しめなかったのは、浮気が発覚して話題となった東出昌大が、やっちゃいけないのは愛をもてあそぶことだの、自分が本当に愛しているのは誰なのか、などと語るシーン。どう観ればいいんだよ。騙したのお前だよお前、という。そして本作で一番の騙され役の三枚目を演じた三浦春馬さんが亡くなったのが本作のテレビ放映日。番組最初に「三浦春馬さんが本日お亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心からご冥福をお祈りいたします。」と追悼メッセージが放送された。

【5段階評価】4

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