(2140) 山猫は眠らない
【監督】ルイス・ロッサ
【出演】トム・ベレンジャー、ビリー・ゼイン、フレデリック・ミラグリオッタ、ケン・ラドリー
【制作】1993年、アメリカ
米軍のベテラン狙撃兵と若いエリート兵士の極秘任務を描いたアクション映画。
ジャングルを知り尽くした米軍のベテラン狙撃兵、トーマス・ベケット特務曹長は、戦地で相棒のパピッチ伍長(エイデン・ヤング)を失う。ベケットは新たな仲間として、エリート兵士のリチャード・ミラーと組むことになる。彼らはパナマのアルバレス将軍(フレデリック・ミラグリオッタ)の暗殺の密命を受け、ジャングルを抜けて将軍の隠れ家の大農場を目指す。パピッチを奪ったスナイパーを退け、大農場にたどり着いた二人は、二手に分かれてチャンスをうかがうが、ミラーが敵の一人に気づかれ、ベケットはやむなくその敵を倒しに向かう。ミラーはアルバレス将軍を支援する麻薬王オチョアの暗殺に成功。敵の部隊が逆襲するが、ミラーとベケットはなんとかジャングルに逃げ込む。ベケットは将軍の暗殺に戻るとミラーに告げるが、ミラーは恐怖からベケットに逆らい、彼を殺そうとする。弾の尽きたミラーは膝を突く。失意で空笑いをするミラーにベケットが歩み寄るが、そこを敵に囲まれる。ベケットはミラーを逃がして応戦するが、敵に囲まれ、捕虜となってしまう。
その夜、アルバレス将軍に取り入っているシルハーノ(ケン・ラドリー)は、ベケットの右手の人差し指にワイヤーを巻いてねじ上げ、拷問する。ミラーは農場に忍び込み、将軍をナイフで刺殺すると、残った一発の銃弾でシルハーノを仕留め、ベケットとともに農場を脱出し、ヘリに救出されるのだった。
雑魚キャラとの派手な銃撃戦や爆破シーンで盛り上げるような大味な作品ではなく、狙撃が中心なので、戦闘シーンの緊張感はそれなりのもの。銃弾が空気を切り裂く独特の映像が随所に入っていた。午後のロードショーが「山猫は眠らない」シリーズ8作目の公開に会わせて過去7作を一挙放送するので、ビンジウォッチングしてみるつもり。一部の作品はアメリカでは劇場未公開だったりするみたいだが。
ビリー・ゼインは、「タイタニック」の悪役キャル・ホックリーで有名。
【5段階評価】3
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