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2020年7月 7日 (火)

(2111) チャップリンの独裁者

【監督】チャールズ・チャップリン
【出演】チャールズ・チャップリン、ポーレット・ゴダード、レジナルド・ガーディナー、ジャック・オーキー
【制作】1940年、アメリカ

独裁者とうり二つのユダヤ人の床屋の数奇な運命を描いたコメディ。最後の演説シーンが圧巻の作品。

トメニア国の無名兵士(チャールズ・チャップリン)は、戦地でパイロットのシュルツ(レジナルド・ガーディナー)を助け、ともに飛行機を飛ばすが、飛行機は墜落するが二人は祖国に帰ることに成功。無名兵士はユダヤ人で、退院して床屋として働き始める。床屋と顔つきが同じトメニア国の独裁者ヒンケル(チャールズ・チャップリン、二役)は、ユダヤ人を迫害。シュルツは命の恩人の床屋がユダヤ人であることを知り、床屋の一家に手を出さないよう部下の兵士に命じていたが、シュルツはヒンケルの政策に反対したため逮捕されてしまう。シュルツと床屋はトメニアを脱走して隣国オーストリッチを目指す。シュルツと歩いていた床屋はヒンケルと間違われ、オーストリッチで演説をする羽目になる。拒む床屋だったが、壇上に立つと、博愛主義を訴える名演説を披露。愛する女性ハンナ(ポーレット・ゴダード)に演説を通じて訴えかけるのだった。

基本的には戦争コントの詰め合わせで、クラシック音楽に合わせてひげを剃ったり、食べ物をぶつけ合って喧嘩したり、といった、特にメッセージ性のない純粋なコメディシーンもあるのだが、ナチス・ドイツが台頭する時期にヒトラーを痛烈にちゃかす作品を出しているのがとても興味深い。最後の演説シーンは圧巻で、ナチス・ドイツからも敵視されていたらしい。下手したら暗殺されたかもしれないわけで、チャップリンの表現者としての気概を感じる。ただ、作品としてはちょっと長めで退屈。

【5段階評価】3

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