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2020年7月22日 (水)

(2121) クリミナル 2人の記憶を持つ男

【監督】アリエル・ブロメン
【出演】ケビン・コスナー、ガル・ガドット、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ライアン・レイノルズ
【制作】2016年、アメリカ、イギリス

死亡したCIA捜査官の記憶を埋め込まれた男の運命を描いたアクションサスペンス。

CIA捜査官のビル・ポープ(ライアン・レイノルズ)は、米軍の軍備を自由に操作できるシステムを持つハッカー、ダッチマン(マイケル・ピット)を確保。しかし、そのシステムを狙うハイムダール(ジョルディ・モリャ)に捕まって拷問され、命を落とす。CIAのクウェイカー・ウェルズ(ゲイリー・オールドマン)は脳医学者のフランクス(トミー・リー・ジョーンズ)を使って、ビルの記憶を別の男に移す手術を依頼。フランクスは、脳障害で感情が欠落し、凶悪犯罪を繰り返してきた囚人ジェリコ・スチュワート(ケビン・コスナー)を対象者に選定する。手術は成功したはずだったがジェリコにビルの記憶はなく、ジェリコは始末されることに。しかしジェリコは護送中の車から脱走。車を強奪してロンドン市街のドライブを楽しむジェリコだったが、次第にビルの記憶が頭痛をともに断片的に甦るようになる。ビルの記憶を頼りにビルの家に侵入したジェリコはビルの妻ジル(ガル・ガドット)をテープで拘束し、娘のエマ(ララ・デカロ)の寝顔を確認。感情のなかったジェリコは混乱しながらも、金目の物を手に家を出る。ジェリコがビルの記憶を持ち始めていることを知ったクウェイカーは、ジェリコの形跡を追い、ダッチマンの居場所を突き止めようとする。ジェリコはビルの記憶を頼りに、ダッチマンの居場所を突き止めようとするが、ハイムダールもジェリコを追っており、ついにジェリコを捕らえると、ジルとエマを人質にとって、ジェリコにダッチマンの居場所まで案内させる。ビルの正義感に目覚め始めたジェリコは、ハイムダールの手下を振り切り、ダッチマンを逃がそうとするが、ハイムダールの右腕エルザ(アンチュ・トラウェ)に撃たれ、ダッチマンは殺されてしまう。しかしジェリコは逆襲してエリザを殴り殺すと、システムの入ったメモリを手に、ジルとエマを救うためにハイムダールのもとに向かう。空港で、ハイムダールに撃たれながらも、ジェリコはメモリと引き換えにジルとエマを取り戻す。飛行機で逃げたハイムダールは、早速システムを使って米軍のミサイルをジェリコのいる空港に発射。空港に現れたクウェイカーはジェリコの行動を責めるが、ジェリコは一枚上手だった。彼、いや記憶の中のビルは、ダッチマンに、最初のミサイルは発射の指示者に向かうよう細工をさせていた。空港に向けて飛んでいたミサイルは、方向を変え、ハイムダールの乗った飛行機を撃墜する。ジェリコにビルの記憶を定着させる手術が成功し、ジェリコはビルとして、ジルとエマと手を取り合って生きていくことを決めるのだった。

出演陣が豪華なので観てみたが、期待に違わず面白かった。序盤でいきなり主役級のライアン・レイノルズ演じるビルが死んでしまうのも衝撃的だし、始めはビルの持っていた大金を狙って行動していたジェリコが、次第にビルの正義感によって行動していく姿も無理がなく、どういう結末を迎えるのか、わくわくしながら観ることができた。ケビン・コスナーの俳優としての力のなせるわざだろう。もちろん、あれだけ街で犯罪行為を繰り返して全く捕まらなかったり、脇役がバタバタ死にすぎる安物のアクション映画のようなところもありはするのだが、ラストシーンの控えめな演技も感動的で、無料で観るには十分にお得な作品だった。

【5段階評価】4

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