« (2117) ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 | トップページ | (2119) キングダム »

2020年7月19日 (日)

(2118) マイ・ボディガード

【監督】トニー・スコット
【出演】デンゼル・ワシントン、ダコタ・ファニング、ラダ・ミッチェル、ミッキー・ローク、クリストファー・ウォーケン
【制作】2004年、アメリカ、イギリス

幼児誘拐を企む組織に立ち向かう男の死闘を描いたアクションサスペンス。

アルコール中毒を患っている元米軍兵士のジョン・W・クリーシー(デンゼル・ワシントン)は、誘拐事件がはびこるメキシコで、ラモス一家の一人娘ルピタ(ダコタ・ファニング)のボディガードとして雇われる。9歳のルピタはクリーシーになつき、始めはルピタに冷たく接するクリーシーも、次第に彼女に愛情を寄せるようになる。ところがある日、習い事にルピタを送り届けたクリーシーは、パトカーの怪しい動きに気づく、建物から出てきたルピタに逃げるよう叫び、襲ってくる警官と誘拐犯を何人か撃ち殺すが、クリーシーも重傷を負い、ルピタは連れ去られてしまう。クリーシーが入院している間に、犯人側からラモス家に脅迫電話がかかり、身代金の受け渡しが行われるが、受け渡し現場に警官が乗り込んで犯人の一人を射殺したため、犯人側はルピタを殺すと通告し、電話は切れる。病室でルピタが死んだことを知らされたクリーシーは、ルピタの母親リサ(ラダ・ミッチェル)に犯人を皆殺しにすると伝える。メキシコでは誘拐が組織犯罪化しており、そこには汚職警官も加わっていた。クリーシーは関係者を脅して証言を得ながら、一人一人を殺していく。クリーシーはラモス家の顧問弁護士に金が流れていることを突き止め、リサの前でルピタの父親サムエル(マーク・アンソニー)を問い詰める。誘拐事件は元々は誘拐保険金目当ての狂言誘拐だった。サムエルは事業の借金返済のため、狂言誘拐の話に乗ったものの、身代金の受け渡しに失敗したのだった。クリーシーは父親に拳銃と一発の銃弾を渡し、父親は自殺する。
クリーシーはついにボスの弟(ゲロ・カミロ)にたどりつき、組織のボス、ボイス(ロベルト・ソーサ)に電話越しに復讐を宣言する。するとボイスはルピタの命と引き換えに自分を狙うのをやめろと応じる。ルピタは死んでいなかったのだ。クリーシーはリサにルピタが生きていることを告げ、取り引き場所に呼ぶ。クリーシーは自分の身柄と引き換えにルピタを母親のもとに戻す。ボスの弟に腹を撃たれていたクリーシーは、連れ込まれた車の座席で目を閉じ、動かなくなるのだった。

無敵の主人公が悪者を全滅させるというヒーロー映画ではない。主人公のクリーシーは銃撃戦で致命傷を負うし、最後は犯人側に拘束されて敵の殲滅には至っていない。ハッピーエンドとは言い切れない展開が、逆に作品に一定のリアリティを持たせている。悪徳警官を複数名殺し、父親を(結果的に子どもは生きていたのに)自殺に追い込んだり、暴走気味な感は否めないが、最後に自らの命を捧げることで、主人公の悲哀と決意をうまく描いていた。

【5段階評価】4

|

« (2117) ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 | トップページ | (2119) キングダム »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2117) ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期 | トップページ | (2119) キングダム »