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2020年6月 3日 (水)

(2082) アンフォゲッタブル

【監督】デニーズ・ディ・ノビィ
【出演】ロザリオ・ドーソン、ジェフ・スタルツ、キャサリン・ハイグル、シェリル・ラッド、イザベラ・ケイ・ライス
【制作】2017年、アメリカ

愛する男性の元妻からの嫌がらせを受ける女性の運命を描いたサスペンス作品。スリラーと紹介されていたが、身の毛もよだつ恐怖を描いている訳ではなかった。

キャリア女性のジュリア・バンクス(ロザリオ・ドーソン)は、仕事をやめて、愛するデビッド・コノーバー(ジェフ・スタルツ)とともに暮らすことにする。デビッドは元妻のテッサ(キャサリン・ハイグル)と離婚し、一人娘のリリー(イザベラ・ケイ・ライス)の親権を獲得していたが、テッサはたびたびジュリアとデビッドの暮らす家に現れては、子育てのことに文句を付ける。テッサの母親、ヘレン(シェリル・ラッド)もしつけに厳しい性格で、ジュリアに冷たい眼を向けていた。
テッサはデビッドとの復縁を望んだが、デビッドにその気がないことを知ると、ジュリアに逆恨み。ジュリアがかつて、マイケル・バルガス(サイモン・カシアニデス)という男性からDVを受け、彼の接近禁止が解ける状況にあることを調べ上げ、ジュリアのFacebookアカウントを作成し、マイケルに会いたいというメッセージを送る。その気になったマイケルは、ジュリアの家に向かうが、ジュリアはナイフを彼の脚に立て、逃走。その様子を外から見ていたテッサは、ジュリアの家に入り、マイケルの胸にナイフを突き立て、殺害する。
警察はジュリアの犯行と思い込み、デビッドもそれを信じかけるが、リリーに会いにテッサの家に向かう。そこにはなくなったはずのジュリアの結婚指輪をはめ、暖炉で衣服を焼いているテッサがいた。それを見てマイケルは全てを悟り、リリーを家から連れ出そうとするが、テッサは火かき棒でマイケルの頭を殴り、マイケルは昏倒する。警察の取り調べから解放されたジュリアはテッサの家に向かい、倒れているデビッドを発見。テッサはジュリアにもナイフを振りかざして襲いかかるが、窓ガラスに映った自分の姿を見て我に返る。ジュリアはとっさにナイフを奪ってテッサに向ける。テッサはジュリアを抱きしめるようにして自らナイフに自分の体を預け、自分の姿をリリーに見せないで、とジュリアに頼み、息を引き取る。
ジュリアとデビッドは無事に結婚し、リリーと幸せに暮らすことになる。そこに呼び出しのベルが鳴る。現れたのはテッサの母、ヘレンだった。ヘレンはジュリアに冷たい一瞥を投げかけると、テッサと同じようにリリーに優しい言葉をかけるのだった。

特にどんでん返しはなく、テッサがそのまんま嫌がらせをし、特に隠すでもなくデビッドにバレ、警察の誤解も解けるという展開。俳優が日本で有名というわけでもなく、日本未公開なのも無理ないところ。この手の作品では、夜中に不審な物音に気づいた主人公が、恐る恐るキッチンに向かうと、ギャーッ、みたいなのが多いが、本作はそういう怖がらせ方はあまりしないのはよかった。デビッドも、後半でこそジュリアの行動を不審がるものの、全体的にはジュリアを信じ、彼女を愛する姿勢を貫いていたので、その意味でも救いがあった。

【5段階評価】3

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