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2020年6月20日 (土)

(2098) アルティメット2 マッスル・ネバー・ダイ

【監督】パトリック・アレサンドラン
【出演】シリル・ラファエリ、ダビッド・ベル、ダニエル・デュバル、エロディ・ユン、フィリップ・トレトン
【制作】2009年、フランス

街を破壊して金儲けを企む政府高官と戦う刑事達の活躍を描いたアクション作品。「アルティメット」の続編。

秘密保安介入局のウォルター・ガスマン局長(ダニエル・デュバル)は部下に命じて、スラム化した13地区の住民が無抵抗の警官を撃ち殺すというねつ造動画を作らせる。それはガスマン局長の手下が、無実の警官を殺し、13地区に警官の死体をパトカーごと放置して13地区の住民を銃弾であおり、パトカーから警官が撃ってきたと勘違いした住民がパトカーに乱射する様子を撮影したものだった。13地区に住むレイト(ダビッド・ベル)は仲間から、警察が警察を撃ち殺す場面を収めた動画を託される。ガスマン局長は、介入を恐れて優秀な陸軍大尉ダミアン(シリル・ラファエリ)を不当逮捕させて投獄するが、ダミアンはレイトに連絡を入れ、レイトの協力により脱獄に成功する。ガスマンの悪事に気づいた二人は、13地区を治める実力者達を集め、政府の作戦本部に突入。ガスマンは大統領(フィリップ・トレトン)をそそのかし、13地区を爆撃させて更地を開発業者に明け渡すことで大金を得ようとしていたが、そこにダミアン達が現れ、ガスマンを捕らえる。大統領はダミアン達に感謝し、13地区の復興のリーダーにダミアンを指名するのだった。

オープニングの、ダミアンの潜入捜査での格闘シーンが出色の出来。2億ユーロのゴッホの絵画を守りながら次々と敵を倒す様子は、ジャッキー・チェンの作品のようだが、コミカルさよりクールさを強調し、それでいて楽しい。中盤の脱獄シーンも見応え十分。クライマックスでの作戦本部突入シーンは、味方の側の人数が多すぎて悪役側が雑魚化しすぎた感はあるが、大統領をいいヤツとして描くことで、大統領と13地区のボス達との連帯が清々しい感動を呼び、よかった。ただ、最終的に13地区の爆破を実行してしまったのは、せっかくのイキな解決を台無しにしているようで、ちょっと残念。
それにしても、ダサいサブタイトルは何とかならなかったのか。

【5段階評価】4

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