(2103) レッド・ダイヤモンド
【監督】マックス・アダムス
【出演】マーク=ポール・ゴスラー、クレア・フォーラニ、ジェナ・B・ケリー、ブルース・ウィリス
【制作】2016年、カナダ
5億ドルのダイヤを巡る攻防を描いたアクション作品。
泥棒を生業としているジャック(マーク=ポール・ゴスラー)が、恋人のジェナ(リディア・ハル)と抱き合っているところに、ジャックの仕事仲間、カレン(クレア・フォーラニ)が現れる。彼女は妊娠しており、ジャックが父親だと告げる。彼女は親玉のエディ(ブルース・ウィリス)に追われており、ジャックに5億ドルのダイヤの強奪計画を持ちかける。ジャックは仕事仲間のローガン(ジェナ・B・ケリー)やアンドリュー(ニック・ローブ)、ニコラス(ジョン・ブラザートン)と共同し、ダイヤの強奪に成功。それを奪おうとするエディをローガンが狙撃して殺害。ジャックはダイヤをカレンに譲り、ジェナとともに暮らす道を選ぶのだった。
作品の中味よりも、人の声の音量レベルがBGMや効果音に比べてえらく小さく、聞き取りづらいのがストレスだった。大したセリフではないので音を小さくしたのでしょうか。ボートでのチェイスシーンもカーチェイスシーンも、撃ち合う弾は互いに全然当たらないので、映像の割に緊迫感がなかった。
また、ストーリーも今ひとつよく分からない内容だった。特にエディの本性がよく分からず、サイモン(ダニエル・バーンハード)という有能な右腕がいながら、カレンとジャックを自由に行動させた結果、ヘリポートで無防備にローガンに撃ち殺される。冷徹さ、計算高さ、決して殺されそうにない無敵さ。そういったものが今ひとつ感じられない悪役だった。
ブルース・ウィリスは好きな俳優だが、ここに来て駄作の出演が目に付いてきた。そういう意味では当たり外れのある俳優と言えるが、もともと、出る作品全てが素晴らしい俳優というのも、なかなか思いつかない。作品のできは一人の俳優だけでは決まらないということなんだろう。そう考えると、クリント・イーストウッドなんかは外れが少ない俳優かもしれない。
【5段階評価】2
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