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2020年6月 1日 (月)

(2080) ザ・メキシカン

【監督】ゴア・バービンスキー
【出演】ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツ、ジェームズ・ガンドルフィーニ、ボブ・バラバン
【制作】2001年、アメリカ、メキシコ

伝説の拳銃を奪い合う人々の起こす騒動を描いた作品。アクション、コメディ、恋愛、ロードムービーなどの要素がごちゃまぜになっている。

犯罪組織の下っ端のジェリー・ウェルバック(ブラッド・ピット)はドジばかりしており、上司のネイマン(ボブ・バラバン)から、ボスのマーゴリースのために、メキシコにある拳銃を取りに行く仕事を与えられる。ジェリーは恋人のサマンサ(ジュリア・ロバーツ)とラスベガスに挙式に行く約束をしていたため、サマンサは激怒。ジェリーを置いて一人でラスベガスに向かう。ジェリーは拳銃を手に入れることに成功するが、拳銃を車ごと盗まれてしまい、途方に暮れる。一方、サマンサは謎の黒人に襲われるが、そこに太った白人が現れ、サマンサを連れ出す。彼は拳銃が目当てで、サマンサを拉致していた。男はリロイと名乗る。彼はゲイでサマンサに優しく、ジェリーと別れたというサマンサに対して、我慢に限界はないから優しいジェリーと仲直りするよう声をかけ続ける。リロイはサマンサを連れてメキシコに飛び、車を盗んだメキシコ人から拳銃を取り戻したジェリーと合流。サマンサとジェリーは口げんかが絶えず、怒ったジェリーは車を暴走させ、あわや大事故。あきれたサマンサは車を降りてしまう。拳銃が車に積まれていることを確認したリロイは、タイヤをはずす作業をしているジェリーの背中に銃を向けるが、通り過ぎる車を気にして銃を下ろし、自らタイヤの交換を申し出る。今度はジェリーがリロイに拳銃を向ける。リロイは振り向きざまにジェリーに銃を向けるが、ジェリーがリロイを撃ち殺す。銃声に気づいて戻ってきたサマンサは、撃ったジェリーを責めるが、ジェリーは、本物のリロイは黒人だ、こいつは偽物だ、と告げる。男のパスポートにはウィンストン・バルドリーという名があった。
拳銃を持ってホテルに戻ったジェリーとサマンサだったが、何者かが接近していることを察知。サマンサが銃を隠し持ち、ジェリーが外に出るが、車を盗んだメキシコ人に身柄を拘束されてしまう。連れられた先にはボスのマーゴリース(ジーン・ハックマン)がいた。彼は伝説の拳銃を、本来の持ち主に返すために、拳銃を求めていたのだと説明。ジェリーは納得して、拳銃を返すことにする。ところがネイマンがマーゴリースを裏切り、拳銃を手に入れるため、サマンサを車のトランクに閉じ込めていた。ネイマンはジェリーに銃を向け、拳銃を渡すよう命じるが、ジェリーはサマンサが知っていると伝える。ネイマンがトランクを開けると、サマンサが伝説の拳銃をネイマンに向ける。弾は出ないと思われたが奇跡が起き、銃弾はネイマンの喉を貫き、ネイマンは倒れる。拳銃はメキシコ人が持ち帰り、ジェリーとサマンサは帰路に就くのだった。

かつて銃職人の男が娘を貴族に嫁がせるために貢ぎ物として作った拳銃、メキシカン。しかし娘は職人の弟子の男と相思相愛。貴族の男は娘が弟子に恋をしていると知り、撃ち殺そうとするが、娘はとっさにメキシカンを手に取り、貴族に向ける。弟子は娘が殺されると確信し、銃を下ろすように説得。娘は仕方なく銃を下ろすが、それを見た貴族は弟子を撃ち殺してしまう。娘はメキシカンを自らのこめかみに当て、引き金を引く。貴族が何度引き金を引いても弾が出なかったにもかかわらず、メキシカンは火を噴き、娘は死んだ。この曰く付きの銃を、サマンサが引き金を引いて再び火を噴いた、というのが、本作のハイライトではあるのだが、なんだかよく分からない物語だった。
いろいろな人間が登場し、賑やかで楽しい雰囲気はあるのだが、主人公の周辺の連中の行動の動機が不明。目的が何かよくわからないし、行動が悠長で必然性に欠けていた。太った白人の殺し屋ウィンストンは、なぜサマンサにリロイと名乗ったのか。なぜ背を向けているジェリーを撃ち殺さず、彼に背を向けたのか。いかにも脇役っぽい行動だった。

【5段階評価】2

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