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2020年4月22日 (水)

(2056) 忠臣蔵

【監督】渡辺邦男
【出演】長谷川一夫、鶴田浩二、滝沢修、市川雷蔵、勝新太郎、京マチ子、山本富士子、淡島千景
【制作】1958年、日本

切腹に処された主君の仇討ちに挑む赤穂藩の武士を描いた時代劇。

吉良上野介(滝沢修)に田舎侍と散々罵られた赤穂藩主、浅野内匠頭(市川雷蔵)は切腹に処され、吉良上野介は放免となる。浅野内匠頭の中心、大石内蔵助(長谷川一夫)は、敵討ちを決意するが、それを決して周囲に漏らさぬよう、家族や浅野内匠頭の妻、瑤泉院(山本富士子)にすら何も言わずに酒と女に興じる。大石は密かに江戸に入り、12月14日、大挙して吉良の屋敷に乗り込み、宿願を果たす。

台詞回しがいかにも芝居がかっていて古めかしく、お酒を「ご酒(ごしゅ)」と言ったりするので、日本語作品なのに字幕がないと理解できないほど。退屈な作品かと思ったが、シーンごとの展開が早く、登場人物ごとの物語が分かりやすく描かれている。吉良邸の絵図面を手に入れるための岡野金右衛門(鶴田浩二)とお鈴(若尾文子)恋物語や、大石の男ぶりに負けて協力する側に回る女間者のるい(京マチ子)、夫の位牌を見てその覚悟を察して身を引く妻のりく(淡島千景)、大石が垣見五郎兵衛になりすましていることを知った垣見五郎兵衛本人(中村鴈治郎)が、大石の覚悟を意気に感じて自分の手形を自分が偽造した物だと言って渡すシーンなど、浪花節のエピソードがてんこ盛りで、2時間半以上の長い作品だが一気に観られた。

【5段階評価】4

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