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2020年4月10日 (金)

(2049) バッドボーイズ2バッド

【監督】マイケル・ベイ
【出演】ウィル・スミス、マーティン・ローレンス、ガブリエル・ユニオン、ジョルディ・モリャ
【制作】2003年、アメリカ

マイアミで働く二人の黒人警察官の活躍を描いたアクション作品。「バッドボーイズ」の続編。

強引な捜査をいとわないマイアミの警察官マイク・ラーリー(ウィル・スミス)と慎重派で臆病な警察官、マーカス・バーネット(マーティン・ローレンス)は相棒。マーカスの妹、シド(ガブリエル・ユニオン)はマイクと恋人同士だったが、兄のマーカスには関係を言い出せないでいた。マイクとマーカスはキューバの麻薬密売人ジョニー・タピアの捜査をしていたが、シドも麻薬局の潜入捜査官としてタピアに接近しており、それを知ったマーカスは心配する。
マイクはマーカスとともにタピアの屋敷に害虫駆除業者に扮して潜入し、盗聴器を仕掛ける。二人はタピアが葬儀社の棺と死体に麻薬や現金を隠して取り引きしていることを突き止めるが、タピアに接近していたシドはタピアに正体がばれ、キューバに連れ去られてしまう。マイクとマーカスは仲間とともにキューバに乗り込み、タピアの屋敷を急襲してシドを救い出す。三人は車で逃走し、米軍基地に向かう。米軍は三人を敵視し、中には入れてもらえず、マイクはタピアに銃を突きつけられ、身動きがとれなくなる。シドとマーカスはタピアの部下に銃を捨てろと命じられるが、シドは持っていた銃を基地周辺の地雷に投げつけ、その爆発の隙にマーカスがタピアの眉間を撃ち抜く。タピアはそのまま地雷原に倒れて爆死。マイクは九死に一生を得ると、地雷原でシドと熱い口づけを交わすのだった。

原題はシンプルに「Bad Boys II」だが、邦題はさらに後ろにバッドを付けて「too bad」をかけたような何ともセンスのないタイトルになった。
霊安室の遺体の腹に手を突っ込んで麻薬を探したり、地雷で上半身が吹っ飛んで下半身だけになったり、よくテレビでそのまま流したな、というようなグロ映像があった。派手なカーチェイスと銃撃戦が売りという、よくある警察アクション作品だが、映像の迫力はかなりのもので、さすがはマイケル・ベイ監督とジェリー・ブラッカイマー製作のコンビネーションというところだろうか。今回放映したBSフジは、字幕なしだったので吹き替え版で観ざるを得なかったのが残念。

【5段階評価】3

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