« (2025) 劇場版総集編 メイドインアビス【後編】放浪する黄昏 | トップページ | (2027) スマホを落としただけなのに »

2020年3月10日 (火)

(2026) リメンバー・ミー

【監督】リー・アンクリッチ
【出演】アンソニー・ゴンザレス(声)、ガエル・ガルシア・ベルナル(声)、ベンジャミン・ブラット(声)
【制作】2017年、アメリカ

音楽好きの少年が家族との絆を取り戻す姿を描いた3DCGアニメ作品。

先祖の父親が家族を捨てて音楽の道を選んだことで、音楽を忌み嫌っているリベラ家。リベラ家の少年、ミゲル(アンソニー・ゴンザレス)は伝説の歌手、エルネスト・デラクルス(ベンジャミン・ブラット)に憧れる音楽好きの少年。家族を捨てたという先祖の父親の写真は、顔の部分が破り取られていたが、持っているギターがデラクルスと同じだった。それに気づいたミゲルは、自分も音楽をやっていいんだ、と喜ぶが、祖母のエレナ(レニー・ビクター)に持っていたギターをたたき壊されてしまう。困ったミゲルはデラクルスの記念館に飾られているギターを盗み出そうとするが、その瞬間、死者の世界に迷い込んでしまう。死者たちは、祭壇に自分の写真を飾ってもらうことで、死者の日に現世の世界を見に行くことができる。ミゲルが死者の世界にいることに気づいたミゲルの先祖たちは、ミゲルを元の世界に戻そうとするが、自分を捨てた夫を恨んでいるママ・イメルダ(アラナ・ユーバック)は、ミゲルに音楽をするな、という条件を付けようとするため、ミゲルは音楽を愛していたデラクルスの手で元の世界に戻ることにする。ミゲルは、デラクルスの友人だったというヘクター(ガエル・ガルシア・ベルナル)と出会う。ヘクターは、自分の写真をミゲルに託し、それを祭壇に飾ってほしいと頼み、デラクルスに会いたいというミゲルの願いに協力する。
やっとの思いでデラクルスに出会えたミゲルだったが、実はデラクルスの歌う歌を作ったのはヘクターで、ある日、ヘクターが家族の元に戻りたいと言ったとき、デラクルスは名声欲しさにヘクターを毒殺していたのだった。ヘクターとミゲルは、警備員により大穴の下に落とされてしまう。ミゲルは、ヘクターこそが先祖であったことを知る。ママ・イメルダはヘクターと再会。家族を捨てたヘクターを恨みつつ、ヘクターがデラクルスに殺されたのだという話を聞き、ヘクターの写真をミゲルに持たせて元の世界に戻すことに協力することにする。ミゲルたちはデラクルスのコンサートステージに忍び込み、デラクレスが持っているヘクターの写真を奪おうとするが、デラクルスは自分の名声を守るため、ミゲルをステージから投げ飛ばし、ステージを続行しようとする。しかし、その一部始終はステージのカメラで観客に大写しになっていた。デラクルスは観客の大ブーイングを受け、ママ・イメルダのペット、ペピータによってステージから吹っ飛ばされてしまう。ヘクターによって元の世界に戻ったミゲルは、ひいおばあちゃんのママ・ココ(アナ・オフェリア・ムルギア)のもとに行く。すっかり元気をなくして目もうつろなママ・ココは、父親のヘクターの記憶を失いかけていた。記憶から失われるとあの世でのヘクターの存在も消えてしまう。ミゲルはママ・ココにリメンバー・ミーを歌って聴かせる。それは、ヘクターが一人娘のココのために作り、毎日歌って聴かせた曲だった。それを聞いたママ・ココはミゲルと一緒にその歌を口ずさむと、引き出しにしまっていたヘクターの顔写真を取り出す。ヘクターの写真が無事に祭壇に飾られることになったリベラ家では、死者の日に家族の演奏で大いに盛り上がるのだった。

デラクルスがミゲルの先祖だと思い込ませるミスリーディングが見事。ヘクターの思いがココにあったということが後半で明かされ、なぜ主要人物とは思えない、ミゲルのひいおばあさんの名前が映画のタイトル(原題は「COCO」)になっているのか、という謎が明らかになる。ミゲルが元気を失ったママ・ココに歌って聞かせるシーンは号泣必至。音楽も素晴らしく、文句なしの名作だ。

【5段階評価】5

|

« (2025) 劇場版総集編 メイドインアビス【後編】放浪する黄昏 | トップページ | (2027) スマホを落としただけなのに »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価5の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2025) 劇場版総集編 メイドインアビス【後編】放浪する黄昏 | トップページ | (2027) スマホを落としただけなのに »