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2020年2月13日 (木)

(2005) フレンチ・コネクション2

【監督】ジョン・フランケンハイマー
【出演】ジーン・ハックマン、フェルナンド・レイ、ベルナール・フレッソン、ジャン=ピエール・カスタルディ
【制作】1975年、アメリカ

麻薬密売のボスを追ってフランスに来たアメリカの刑事の奮闘を描いた作品。「フレンチ・コネクション」の続編。

前作で逃げおおせた麻薬密売組織のボス、アラン・シャルニエ(フェルナンド・レイ)を追って、ニューヨークから刑事のドイル(ジーン・ハックマン)がフランスのマルセイユにやってくる。警部のバルテルミー(ベルナール・フレッソン)の世話になりながら、強引な捜査を進めるドイルだったが、シャルニエに感づかれ、拉致監禁された上、麻薬中毒にされて放り出されてしまう。激しい禁断症状と闘いながら復帰したドイルは、執念でシャルニエの麻薬工場の場所を突き止め、逃げるシャルニエを追い、最後はボートに逃げ込んだシャルニエに拳銃で撃ち殺すのだった。

前作では尾行のシーンを丁寧に描いていたが、本作ではドイルが麻薬中毒にされた状況を克明に描写している。まあ、ジーン・ハックマンの演技力一本で魅せるという賭けは買うが、やはり演技だよなって思って観てしまうので、迫力という点では前作に及ばなかった。また、最後の追跡シーンも、船で逃げるシャルニエを陸地で追いかけるドイルがどう追いつくのか、と思って観ていると、「撃ち殺すんかい」という。で、それで映画は終わってしまう。さすがに武装せずに立っているだけの男を撃ち殺しちゃ駄目でしょというのが、まあ衝撃的と言えば衝撃的な作品だった。

【5段階評価】2

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