« (2014) 地上最大のショウ | トップページ | (2016) バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡) »

2020年2月25日 (火)

(2015) キリング・フィールド

【監督】ローランド・ジョフィ
【出演】サム・ウォーターストン、ハイン・S・ニョール、ジョン・マルコビッチ
【制作】1984年、イギリス

カンボジア内戦を取材するアメリカ人とカンボジア人の記者の絆を描いた、実話に基づく作品。

ニューヨーク・タイムズの特派員、シドニー・シャンバーグ(サム・ウォーターストン)は、カンボジア人のディス・プラン(ハイン・S・ニョール)を通訳係として、カンボジア内戦の取材を行う。「赤いクメール」の勢力が増し、シャンバーグとプランは、プランの家族をアメリカに亡命させ、カンボジアに残る。シャンバーグらは「赤いクメール」に一度は捕らえられ、殺される危険に瀕するが、プランが必死に兵士を説得し、難を逃れる。シャンバーグらはフランス大使館に逃げ込む。カンボジア人のプランを救うため、シャンバーグの仲間のアラン(ジョン・マルコビッチ)らはパスポートを偽造するが失敗。プランは現地に残らざるを得なくなる。帰国したシャンバーグはピューリッツァー賞を受賞するが、アランはプランを見捨てたと言ってシャンバーグを責める。
プランは生きていた。「赤いクメール」の強制労働者として暮らしていたのだ。労働環境は劣悪で、些細なことで殺されるため、プランは英語、フランス語に堪能な身分をひた隠し、ついに脱走を図る。おびただしい屍を乗り越え、進むが、倒れてしまったところを別の幹部に見つかってしまう。しばらく奴隷として働いていたプランは、隙を突いてBBCで情報を得ようとするが、幹部に見つかってしまう。しかし「赤いクメール」のやり方に違和感を感じていた幹部は、プランを殺さず、英語で、自分に何かあったら息子を助けてほしい、と依頼する。幹部は奴隷殺害をやめさせようとして逆に殺されてしまい、プランは仲間とともに、幹部の幼い息子を連れて脱走。仲間と息子は、地雷によって命を落としてしまうが、プランはようやく、難民キャンプにたどり着く。シャンバーグはプラン生存の知らせを受け、現地でプランと感動の再会を果たすのだった。

歴史的な経緯を知っておかないと、主人公達の背景で何が起こっているのか、やや分かりにくいが、古い映画ながら映像はとてもリアル。戦争の悲惨さ、理不尽さを感じられる作品。カンボジア人記者のディス・プランを演じたハイン・S・ニョールは、演技経験が初めてだったにもかかわらず、本作でアカデミー助演男優賞を受賞している。

【5段階評価】3

|

« (2014) 地上最大のショウ | トップページ | (2016) バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡) »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (2014) 地上最大のショウ | トップページ | (2016) バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡) »