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2020年2月 3日 (月)

(1996) ワンダー 君は太陽

【監督】スティーブン・チョボスキー
【出演】ジェイコブ・トレンブレイ、ジュリア・ロバーツ、オーウェン・ウィルソン、イザベラ・ビドビッチ
【制作】2017年、アメリカ

遺伝子疾患を持って生まれた少年の生き方を描いた作品。

オーガスト・プルマン(ジェイコブ・トレンブレイ)、オギーは、遺伝子疾患を持って生まれ、度々の手術を経て顔を整形した少年。母親のイザベル(ジュリア・ロバーツ)は5年生になった彼を普通の学校に通わせることにする。はじめは宇宙飛行士のヘルメットで顔を隠しがちだったオギーだったが、ジャック・ウィル(ノア・ジュープ)やサマー(ミリー・デイビス)などの友達を得て、得意の理科で活躍。その年の優秀な生徒として表彰されるに至るのだった。

個性の強いオギーがもちろん主人公ではあるのだが、作品の主題は彼の苦悩だけではない。彼の姉ビア(イザベラ・ビドビッチ)は、両親の関心が完全に弟に向かっていることを認識し、手のかからない娘を演じる苦しみと闘っているし、ビアの親友ミランダ(ダニエル・ローズ・ラッセル)は離婚した母親との関係へのストレスから仲睦まじい家族で暮らすビアに嫉妬に似た感情を持っている。作品では、それぞれの登場人物の名前がサブタイトルのように表示され、サブストーリーが展開する。(そう言えば「呪怨」でも使われていたが。)こうした作風を通じて本作は、障害を持った人の苦しみを描きながらも、普通の人々もまたいろいろな悩みも同様に扱うことで、障害を特別視せず、個性の一つなのだ、ということを表現することに成功していると思える。ラストの表彰シーンは感動的だった。

【5段階評価】5

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