« (1988) マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 | トップページ | (1990) アダムス・ファミリー »

2020年1月16日 (木)

(1989) 50回目のファーストキス

【監督】福田雄一
【出演】山田孝之、長澤まさみ、ムロツヨシ、佐藤二朗、太賀
【制作】2018年、日本

記憶障害を持った女性と、彼女に恋をした男性とのラブストーリー。同名のアメリカ作品のリメイク。

ハワイで星の研究をしている弓削大輔(山田孝之)は、バイトのツアコンで、女性を次々と軟派する軽薄な男。ある日、カフェできれいな女性、藤島瑠衣(長澤まさみ)を見つけ、一目惚れする。大輔が声をかけ、話が盛り上がった二人は翌日も会おうと約束。ところが次の日、瑠衣は大輔のことを全く覚えていない。彼女は父親の運転する車の事故で脳を損傷し、事故の日以降の記憶が長期記憶として蓄積されず、同じ日を繰り返しているのだった。父親の健太(佐藤二朗)は彼女を悲しませないよう、毎日同じ新聞を用意し、彼女が記憶障害に気づかないようにしていた。健太にとって、大輔はその邪魔になるため、健太ははじめ、大輔を娘に近づけさせないようにするが、大輔が瑠衣に接近し続けるのを見て、ついに折れる。
大輔は、彼女に記憶障害を伝えるDVDを作成し、彼女に接近。二人は恋人として思い出を重ねていく。しかし、大輔が瑠衣と暮らし続けることで、天文学者としての将来が犠牲になると考えた瑠衣は、大輔に別れを告げ、病院での生活を始める。大輔は諦めきれず、出発間際の飛行機から降りて瑠衣に会いに行く。瑠衣は大輔を知らないが、なぜか大輔を夢に見るのだと言い、大輔の顔を描いた大量の絵を見せる。二人は結婚し、子供を儲ける。大輔は天文学者としての成功も手にし、家族で暮らすのだった。

同じ日を父親が繰り返させる理由がよく分からず、設定に没入することができなかった。常夏のハワイだから可能ということかもしれないが、どだい無理がある。記憶障害を扱った作品としては「メメント」が記憶障害というネタを極限まで使い切っている感があり、本作も記憶障害について「こう来たか」というような驚きがあまりなく、記憶障害は添え物のような話になってしまっている。命がかかっているわけでもないので、さほど泣けるわけでもない。山田孝之と長澤まさみは、「そのときは彼によろしく」でも共演しているが、この作品も今ひとつだったんだよな。

【5段階評価】2

|

« (1988) マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 | トップページ | (1990) アダムス・ファミリー »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価2の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (1988) マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 | トップページ | (1990) アダムス・ファミリー »