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2020年1月26日 (日)

(1993) 億男

【監督】大友啓史
【出演】佐藤健、高橋一生、北村一輝、藤原竜也、沢尻エリカ、黒木華、池田エライザ
【制作】2018年、日本

宝くじで3億円を手にした男が手にした人生とは。川村元気の小説が原作。

兄の借金の保証人になってしまったため、3,000万円の借金返済に追われている大倉一男(佐藤健)は、妻の万左子(黒木華)と娘のまどかとは別居状態。そんな中、たまたま手にした宝くじで3億円が当たる。金の使い道に困った一男は、10年ぶりに親友の古河九十九(高橋一生)に再会し、相談。九十九はバイカムという売買サイトを起業し、大成功を収めていた男。大学時代に落研で仲間となり、二人でモロッコ旅行をした仲だ。九十九は一男に金を使ってみろ、といい、豪勢なパーティを行うが、酔い潰れた一男が目を覚ますと、九十九と三億円は消えていた。
一男は、万左子によりを戻そうという話を持ちかけながら九十九を捜す。パーティにいた謎の女あきら(池田エライザ)をつてに、バイトルの経営に関わっていた百瀬(北村一輝)や千住(藤原竜也)、十和子(沢尻エリカ)に話を聞いて回る。彼らの金に対する考え方を聞きながら、九十九は金とは何かを否応なしに考えさせられる。電車に乗っていた一男の前に、何事もなかったように九十九が現れる。九十九の十八番は芝浜だった。三億円は一男の手に戻る。一男の最初の買物は、娘がほしがっていた自転車だった。

コミカルなタイトルなので、3億円を巡るドタバタコメディのような作品かと思ったら、シリアスな作品だった。3億円を奪われるシーンから始まり、主人公の回想の形で現在と過去を行ったり来たりする展開は、九十九の行動の謎を追うサスペンス仕立てで興味を引いた。しかし、序盤で九十九の十八番が芝浜という話が出て、そうなれば当然、九十九が一男を思っていったん3億円を取り上げるが後で返すという展開を予想し、それをどう裏切るのかという感覚で観るわけだが、本当にそのまま戻ってきて金を返すという落ち。これには拍子抜け。お金に関する説教映画みたいになってしまった。

【5段階評価】2

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