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2020年1月27日 (月)

(1994) コピーキャット

【監督】ジョン・アミエル
【出演】シガニー・ウィーバー、ホリー・ハンター、ウィリアム・マクナマラ、ハリー・コニック・ジュニア
【制作】1995年、アメリカ

連続殺人魔の模倣犯と、それに立ち向かう犯罪心理学者と刑事の戦いを描いたサスペンス。

犯罪心理学者のヘレン・ハドソン(シガニー・ウィーバー)は、自分自身が連続殺人犯のダリル・リー・カラム(ハリー・コニック・ジュニア)に殺されかけた過去を持ち、現在は外出恐怖症というパニック障害を抱えていた。そんな中、女性を狙った殺人事件が起き、サンフランシスコ市警察のモナハン刑事(ホリー・ハンター)はルーベン刑事(ダーモット・マローニー)と捜査を行う。ヘレンは匿名で警察に電話をし、連続殺人を警告。モナハンは彼女に話を聞きに行き、ヘレンは捜査に協力することになる。その後も殺人は継続し、その現場の特徴から、犯人は過去の連続殺人魔の事件をなぞつ模倣犯であることが判明する。犯人のピーター・フォーリー(ウィリアム・マクナマラ)は、服役中のダリルから手紙で指示を受け、自身が有名になるために犯行を重ねていた。ヘレンとモナハンはテレビ電話でダリルに接触。ついにピーターにたどり着くが、ピーターは先手を打ってヘレンの家に侵入。彼女を拉致すると、彼女がかつて殺されかけた現場にヘレンを連れて行き、便器の上に立った状態でピアノ線で首を吊り、殺人を敢行しようとする。モナハンは現場に到着し、ピーターを追うが、死体に化けたピーターに背後を突かれ、銃で撃たれてしまう。ピーターがモナハンの首を掻き切ろうとしたとき、ヘレンはとっさに片足のヒールを脱ぎ捨てると体を支えていた脚を便座から離して首を吊ろうとする。完全な模倣をもくろんでいたピーターは、自身の作戦が失敗することを避けようと、ヘレンを吊っているワイヤーを解放。ヘレンは落ちていた鏡の破片をピーターの脚に突き刺し、逃走。屋上に向かう。屋上に出た途端、パニック障害に陥るヘレン。そこにピーターが追いつき、彼女に襲いかかろうとするが、追ってきたモナハンがピーターを銃で撃ち、ピーターは息絶える。しかしダリルは刑務所の中で、新たな手紙をしたためるのだった。

殺人現場の描写にはリアリティがあり、緊迫したシーンもあって見応えがあった。ただ、モナハンの相棒のルーベンが死ぬ必然性がよく分からなかった。彼を撃ち殺した中国系犯罪者もまた、ダリルを信奉し、彼に操られて犯行に及んでいたとしたら、「オーメン」のような恐ろしさを感じることもあったかもしれないが、そういうわけでもなさそうだった。実話に基づく作品なら、こういうこともあるのだが。
また、最後にヘレンが笑いながらピーターに対峙するシーンも、彼女に何か奥の手があるのかと感じさせたが、単にやけくそになっているだけのようだっし、最後にモナハンがとどめを刺すのはいいにしても、何かあってほしかった。

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