(1980) スター・ウォーズ/最後のジェダイ
【監督】ライアン・ジョンソン
【出演】デイジー・リドリー、アダム・ドライバー、ジョン・ボイエガ、マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー
【制作】2017年、アメリカ
スペースオペラ、「スター・ウォーズ」シリーズ第8作。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」の続編。
宇宙制覇をもくろむファースト・オーダーは、レイア・オーガナ将軍(キャリー・フィッシャー)率いるレジスタンス軍の壊滅と、最後のジェダイ騎士、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)の討伐を狙っていた。レジスタンスのレイ(デイジー・リドリー)はチューバッカ(ヨーナス・スオタモ)とともにルークのもとを訪れ、レジスタンス軍に付くよう説得するが、ルークは、ジェダイは滅ぶべきだとそれを拒否する。
レイア将軍の乗る宇宙船は、ファースト・オーダーの宇宙船の追撃を受け、バリアを張りながら逃走を続ける。状況を打開しようと、フィン(ジョン・ボイエガ)とローズ(ケリー・マリー・トラン)は、ポー(オスカー・アイザック)と連絡を取りながら、ファースト・オーダーの宇宙船に潜入。しかし、敵の追跡装置を破壊しようとするぎりぎりのところで敵に捕らえられてしまい、セキュリティ破りのために雇ったDJ(ベニチオ・デル・トロ)の裏切りにより、レジスタンス軍が脱出艇で母艦を離れていることを敵に知られてしまう。ファースト・オーダーのハックス将軍(ドーナル・グリーソン)は脱出艇の攻撃を開始し、脱出艇は次々と撃ち落とされていく。母艦に残っていたホルド提督(ローラ・ダーン)は、自らの命を犠牲にして敵艦にワープで体当たりし、敵の攻撃を止める。レイア将軍らは反乱軍の古い基地がある石の惑星クレイトに到達する。フィンとローズは、BB-8(ブライアン・ヘーリング、デイブ・チャップマン)の活躍によってスター・デストロイヤーから脱出し、レイア将軍やポーと合流する。
レイの頼みを拒み続けていたルークは、R2-D2(ジミー・ビー)から、妹であるレイア姫の映像を見せられ、ついにレイにジェダイの教えを伝えることを決意。しかし、レイがダーク・サイドに入り込む危険を持つことを察知し、かつて自分の弟子だったカイロ・レン(アダム・ドライバー)と同じ危うさを感じる。レイは、フォースの力でレンと心を通じ合わせ、会話を続ける中で、レンの中に父親のハン・ソロを殺した悔恨の情が残っていることを感じる。レイはレンを説得しようと、敵の母艦、スター・デストロイヤーに乗り込むが、ファースト・オーダーの最高指導者スノーク(アンディ・サーキス)から、レイとの戦いに敗れたことをなじられていたレンは、レイを捕らえ、スノークの前に差し出す。スノークは圧倒的な力でレイを束縛し、レイからルークの居場所を聞き出そうとする。それを見ていたレンは、スノークを裏切り、ライトセーバーを操ってスノークの体を真っ二つに切り裂き、周囲にいたガーディアンたちをレイとともに倒す。レンは、宇宙に新しい秩序をもたらそう、とレイに手を差し出すが、レイはそれを断り、船を去る。
レンは最高指導者の立場を継ぎ、レイア将軍の基地に攻め込む。基地を守る扉が破られたとき、レイア将軍の前にルークが現れる。レンはルークに猛攻撃を浴びせるが、ルークはかすり傷一つ追わない。レンはルークに一騎打ちを挑む。ポーは、ルークが時間稼ぎをしていると悟り、仲間を連れて脱出。経路を塞いでいた岩をレイが取り除き、一同はミレニアム・ファルコン号で脱出する。ルークの正体は幻影だった。ルークの姿はレンの前から消え去る。レイとレイア将軍はルークの命が尽きたことを感じるが、レジスタンス軍は復活の狼煙を上げるのだった。
今までのEPISODE4~6、EPISODE1~3、いずれも3連作の2作目は、つなぎのパートということで、どうも話が説明口調で尻切れトンボという印象があったから、本作も「話の途中だけど、そろそろこの辺で終わるのかな」と思いながら観ていたのだが、それが意外と終わらなかった。石の惑星にたどり着くところで終わると思ったら、レンの部隊が惑星に降り立ち、レジスタンス軍との戦い。さらにはレンとルークの戦いにまで発展。そのサービス精神が嬉しかった。果たしてレンは悪役のまま終わるのか。逆にレイはレジスタンス軍に居続けるのか。次回作が楽しみだ。
【5段階評価】5
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