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2020年1月 1日 (水)

(1985) キス・オブ・ザ・ドラゴン

【監督】クリス・ナオン
【出演】ジェット・リー、ブリジット・フォンダ、チェッキー・カリョ、シリル・ラファエリ
【制作】2001年、フランス、アメリカ

フランスの悪徳刑事と戦う中国刑事の活躍を描いたカンフー・アクション。

中国の刑事、リュウ(ジェット・リー)は麻薬密売人の捜査のため、フランスに渡る。リュウはフランスの刑事、リチャード(チェッキー・カリョ)と組むことになるが、彼こそが麻薬密売の仲介人。リチャードは二人の娼婦を送り込み、密売人と娼婦の一人を口封じのために殺害。リュウの仕業に見せかけてリュウをも殺そうとするが、リュウはその場から逃走する。気分が悪くてトイレにいたジェシカ(ブリジット・フォンダ)は難を逃れるが、娘を人質に取られており、リチャードのいいなりになって娼婦を続ける。中国人のエビチップ屋に身を隠していたリュウは、店の外で娼婦をしていたジェシカと知り合う。リチャードは部下を使ってリュウを捕らえようとするが、リュウは何度もその危機を逃れる。チップ屋に戻ったリュウは、傷を負った腕を自分で縫おうとするが、それを見たジェシカが腕を縫うのを手伝う。そこに売春の元締めがやってきてジェシカに暴力を振るう。見かねたリュウと元締めが乱闘になり、それを見つけたリチャードの部下が店を店主ごと機関銃で乱射。リュウはリチャードの部下を倒すと、ジェシカと店を出て店主を弔う。リュウはジェシカがリチャードの犯行現場にいたことを知り、彼女を証人に立てるため、彼女の娘を救い出すことを条件に、ジェシカの協力を得る。ジェシカはリチャードのもとに戻り、リュウがいると嘘をついてリチャードを中華料理店に向かわせ、そのすきに彼の犯行が収められたビデオテープを盗みだしてリュウと合流。リュウとジェシカは娘を連れ出すために孤児院に向かうが、リチャードの部下に待ち伏せされる。二人は逃走するがジェシカが胸に銃弾を受けてしまい、リュウはジェシカを病院に担ぎ込む。リュウは単身でリチャードのいる警察署に乗り込み、向かってくる警官らを倒し、最後は得意の鍼術でリチャードの首の根に鍼を刺す。それはキス・オブ・ザ・ドラゴンと呼ばれる禁断の術で、脳に回った血が顔中から吹き出して苦しんで死ぬというもの。リュウはジェシカの娘を救い出し、彼女のもとに送り届けるのだった。

リチャードの残虐非道ぶりを序盤でたっぷり見せつけ、リュウがそれに立ち向かうという分かりやすい作品。アクションシーンでは、アイロンなど身近な道具を武器に見立てて戦うシーンが多く、ジャッキー・チェンの作品を思わせるが、拳銃を使わないようにお膳立てすることの多いジャッキー・チェンの作品に比べると、拳銃を持つ相手と戦うシーンがふんだんにあるところは特徴的。分かりやすいハッピーエンドで、気持ちのいい作品だった。
一方で、終盤、ジェシカが嘘をついていることは丸わかりなはずなのにリチャードがそれをあっさり信じて自ら店に出向いたり、ビデオテープがマクガフィンとなっていて、すぐに消滅させればいいのにリチャードが大事に持ち続けていたり、ダビングすることもできるだろうにしていなかったりといった設定にはちょっと無理があったりはした。

【5段階評価】5

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