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2019年11月26日 (火)

(1973) タイム・トゥ・ラン

【監督】スコット・マン
【出演】ジェフリー・ディーン・モーガン、ロバート・デ・ニーロ、ジーナ・カラーノ、デイブ・バウティスタ
【制作】2015年、アメリカ

違法カジノから大金を盗んだ元従業員のバスジャック逃走劇を描いたアクションサスペンス。犯人は愛する娘の手術代を払うことができるのか。

カジノに勤めるルーク・ボーン(ジェフリー・ディーン・モーガン)は、愛する娘の手術台として30万ドルが必要だった。ルークは長い付き合いのオーナー、ポープ(ロバート・デ・ニーロ)に頼み込むが、彼は事前事業者ではない、とにべもない。入って数ヶ月の警備員、コックス(デイブ・バウティスタ)から300万ドルの強奪を持ちかけられたルークは、それに乗ることにする。仲間は四人。若いミッキー(タイソン・サリバン)は運転係として外に待機し、ルークとコックス、ダンテ(スティーブン・サイラス・セファー)がカジノに潜入し、300万ドルをかき集めるが、警備係に気づかれ、ダンテは腹に銃撃を受けてしまう。騒ぎに気づいたミッキーは車で逃げてしまい、3人は走って逃げ、たまたま走っていたバスに乗り込み、バスジャックする。中には幼い子供や妊婦(ケイト・ボスワース)がいた。騒ぎに気づいた巡回中の女性警官、バホス(ジーナ・カラーノ)がパトカーで追走。警察はバスの高速道路進入経路を塞ごうとするが、ルークはバホスと電話連絡を取り、人質を守るから封鎖を解除するよう頼み込む。何かを感じたバホスは逃走経路を確保する。ルークは乗客をかばいながら、興奮するコックスをなだめる。バスは高速を走り続けるが、前後をパトカーに囲まれ、燃料も切れてくる。コックスはテキサスまで逃げようとし、ルークは再びバホスを運転手に指名し、給油車を持ち込ませると、少年と妊婦の二人を解放する。捜査の陣頭指揮を執るマルコーニ(マーク=ポール・ゴスラー)は、瀕死のダンテに医療器具を渡すため、走るバスに乗り込む。しかし彼はポープの息のかかった男で、彼の持ってきた鎮静剤は偽物。ダンテは死んでしまう。マルコーニは、ルークにポープと繋がった電話を手渡す。ポープはルークに金を返すよう取り引きを持ちかけるが、ルークは拒否。マルコーニはバスから投げ飛ばされる。
マルコーニは金の奪還するため、強攻策の実行に入る。SWATに入り込まれ、タイヤをパンクさせられたバスはついに停止。コックスは運転手に銃を突きつけて警察に下がるようわめくが、マルコーニはかまわず突入を指示。しかしついに銃声が鳴る。運転手が撃たれたと思ったマルコーニは慌てて警官隊を下げさせるが、撃たれたのはコックスだった。ルークがやったのだ。乗客と運転手は、ルークは悪者ではないと確信する。運転手はルークに提案を持ちかける。それは、ルークが運転手だけを人質にしてバスを走らせると見せかけ、ルークを人質に紛れてバスから降ろすというものだった。バスはポープの手下達によって停止させられるが、中にいるのは運転手だけ。ルークはコックスの知り合いの飛行機乗りの元に向かう。しかし、そこにはポープの右腕のデリック(モリス・チェスナット)が待ち構えており、ルークは捕らえられてしまう。デリックはバスの中にルークをくくりつけ、彼に灯油をかける。そこにポープが現れる。ポープはルークから金を奪おうとするが、ルークは手品のように手を打っていた。実はバスに乗っていた妊婦はルークの妹で、お腹は偽物だった。ルークは奪った金を妹に託し、病院に向かわせていたのだった。そのことを知らされたデリックはポープの前で激怒し、お前を殺した後、娘を襲ってやるとすごむ。娘には手を出すなと頼むルークを観ていたポープは、銃口をルークからデリックに向け直し、デリックを容赦なく撃ち殺す。実はポープはガンで余命幾ばくもなく、娘にカジノの権利を譲ろうとしたが拒否されていた。愛する家族を失わせる行為に、ポープは我慢ならなかったのだった。愛する娘のために命を惜しまないルークを見て、ポープは彼を許すと、自分ひとりとなったバスの中でたばこに火を付けるのだった。

「スピード」にも似た高速疾走するバスジャック劇。なんでバホスは初対面のルークを信用して封鎖を強引に解いたのかとか、ミッキーが逃げなかったらどうしたのとか、30万ドル突然用意できて怪しまれないの、とか、多少ご都合主義的な展開はあるように思えたが、痛快な逆転劇は見事だった。

【5段階評価】4

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