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2019年10月15日 (火)

(1952) ライフ

【監督】ダニエル・エスピノーサ
【出演】ジェイク・ジレンホール、レベッカ・ファーガソン、真田広之、アリヨン・バカレ、ライアン・レイノルズ
【制作】2017年、アメリカ、イギリス

火星の生命体を採取した宇宙飛行士たちに襲いかかる恐怖を描いたSFホラー。

ISSの宇宙飛行士たちが、火星の土のサンプルを入手。生物学者のヒュー・デリー(アリヨン・バカレ)は、その再生に成功。培養を開始すると、単細胞生物と思われたその生命体は、融合して一つの意志を持って動くようになる。生命体はカルビンと名付けられるが、手のひら大に成長したそれは、隔離実験室の中でヒュー・デリーを襲い、培養装置の手袋を突き破って部屋の中に出ると、マウスを一瞬にして飲み込んで成長する。乗組員のローリー(ライアン・レイノルズ)は、部屋に飛び込んでヒューを室外に助け出すが、自分は取り残されてしまう。火炎放射器を使ってカルビンを焼き殺そうとするが果たせず、カルビンはローリーの口から体内に入り、ローリーを殺すと、換気口から室外に脱出し、行方をくらます。ステーションの装置が故障したため、キャット(オルガ・ディホビチナヤ)が船外に調査に行く。そこにカルビンが現れ、キャットに襲いかかる。キャットは仲間を守るため、自ら船外脱出口のドアを閉めて絶命。しかしカルビンは再びステーションに取りつき、スラスターから船内に戻る。船内で生き残っているのは、船医のデビッド(ジェイク・ジレンホール)、検疫官のミランダ(レベッカ・ファーガソン)、そしてエンジニアのショウ(真田広之)、そして右手をカルビンに砕かれたヒュー。4人は船内の一室に集まってカルビンを酸素欠乏状態にしようとするが、カルビンは密かにヒューの脚にとりつき、再び彼らに襲いかかる。デビッドとミランダは何とか逃げ切り、はぐれたショウも睡眠カプセルの中に逃げ込む。そしてソユーズがISSに到着。目的は彼らの救出ではなく、ミランダの指示により、乗組員を隔離することだった。妻と産まれたばかりの娘が地球で待っているショウは、何とかデビッドとミランダのもとに戻ろうとするが、途中でカルビンに追いつかれる。ミランダは何とかショウを救おうとするが果たせず、ショウはカルビンに殺される。ISSの中で孤立した二人は途方に暮れるが、デビッドは2つの緊急脱出ポッドにそれぞれが乗り込み、自分がカルビンを引き連れて大気圏外に跳ぶので、ミランダは地球に戻れ、と提案する。デビッドは酸素ランタンでカルビンを誘導しながら脱出ポッドに乗り込み、それを確認したミランダも何とかポッドに乗り込んで発射する。2体のポッドがからみあうように飛ぶ中、デビッドはカルビンに襲われ、宇宙服のヘルメットを剥ぎ取られ、襲われる。ミランダは脱出の成功を祈りながらポッドの捜査を続ける。やがてポッドは地球の海上に落下。近くにいた地元の漁師がポッドの中をのぞき込む。そこにいたのは、ミランダではなく、カルビンに取り込まれようとしているデビッドだった。カルビンはデビッドの手を捜査して自らのポッドを地球に突入させており、宇宙の彼方に飛び去ってしまったのは、ミランダの方だった。ポッドを開けるなと絶叫するデビッドの声もむなしく、漁師はハッチを開け、次々と漁船が集まってくるのだった。

大騒ぎして残酷なシーンが続くだけのパニックホラーではなく、ジェイク・ジレンホールらの演技は抑制が効いていて、見応えがあった。宇宙の無重力の撮影は俳優をワイヤーでつるして操作していたらしいが、そう感じさせないすばらしいできばえ。ただ、生命体のCG感が強すぎるのと、知能や運動能力の発達の仕方が極端すぎで、現実味に乏しいのが残念だった。やはり「エイリアン」の生々しさのほうが上回ると感じた。

【5段階評価】4

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