« (1952) ライフ | トップページ | (1954) 東京暮色 »

2019年10月16日 (水)

(1953) 竜馬を斬った男

【監督】山下耕作
【出演】萩原健一、島田陽子、根津甚八、板東八十助、佐藤慶、中村れい子、大村崑
【制作】1987年、日本

早乙女貢の小説が原作。坂本竜馬を暗殺した尊王攘夷派の武士の生涯を描く。

美しい妻、八重(藤谷美和子)を江戸に置いて、剣術に優れた武士、佐々木只三郎(萩原健一)は京都に入り、討幕派の志士を討ち倒す。京都では芸妓の小栄(こえい)(島田陽子)の世話になりながらも、八重を思いながら過ごす。京都にはかつて只三郎の許嫁のぬい(中村れい子)を寝取った男、亀谷喜助(板東八十助)がおり、勤王派の彼は只三郎の討伐を誓う。
世間では、坂本竜馬(根津甚八)が薩長同盟に関与し、倒幕の動きを加速していた。只三郎は近江屋で竜馬を討つも、政府軍との戦いで致命傷を負ったところ、喜助にとどめを刺される。只三郎は喜助に反撃の太刀を浴びせ、喜助は河原で命を落とす。八重が京都に着いたのは、只三郎がなくなって半月が立っていたのだった。

史実に人間ドラマを織り交ぜた作品。泥水をすすったり、燃やした紙にかぶりついたり、という狂気の演技が萩原健一らしい。終盤に喜助が「俺はあんたが好きだったんだ~! 」と叫ぶシーンは、あまりにもひねりがないセリフで、しかも今さらなんだそりゃ、という失笑もの。学園ドラマじゃないんだから。歌舞伎俳優にわざわざ言わせるセリフではなかった。

【5段階評価】2

|

« (1952) ライフ | トップページ | (1954) 東京暮色 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価2の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (1952) ライフ | トップページ | (1954) 東京暮色 »