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2019年10月 7日 (月)

(1949) チャイルド・プレイ

【監督】トム・ホランド
【出演】キャサリン・ヒックス、アレックス・ビンセント、クリス・サランドン、ブラッド・ドゥーリフ
【制作】1988年、アメリカ

魂の宿った人形が人を襲うホラー作品。

連続殺人魔のチャールズ・レイ(ブラッド・ドゥーリフ)は、刑事のマイク・ノリス(クリス・サランドン)に追われ、銃撃を受けて瀕死の状態になる。おもちゃ屋に逃げ込んだチャールズは、おもちゃの人形に呪術を施し、自分を置いて逃げたエディ(ニール・ジュントーリ)とマイクを殺すと恨みを込め、絶命する。
その人形は浮浪者を通じて、アンディ・バークレイ(アレックス・ビンセント)の元に届く。アンディが人形に話しかけると、人形はチャッキーと自己紹介する。母親のカレン(キャサリン・ヒックス)の残業中、同僚のマギー(ダイナ・マノフ)がアンディの面倒を見るが、チャッキーはひとりでに起き出し、チャッキーをぞんざいに扱うマギーを攻撃。マギーは台所の窓から転落死する。チャッキーはアンディに話しかけてエディの元に自分を連れて行かせると、エディのガスコンロでガス漏れを起こし、エディを殺害。警察に保護されたアンディは、チャッキーがやったと刑事に説明するが誰も信じない。ところがチャッキーを家に持って帰ったカレンは、チャッキーに電池が入っていないことに気づく。カレンは暖炉に火をつけ、話さないと燃やすとチャッキーを脅すと、チャッキーは突然恐ろしい表情でカレンを罵倒し、カレンにかみついて逃走する。カレンは慌ててマイクのもとに向かい、チャッキーに襲われたと説明するが、マイクは信じない。ところが、車に乗っているマイクもチャッキーに襲われる。何とかチャッキーを追い払ったマイクは、カレンとともに、アンディが確保されている医療施設に向かう。アンディはチャッキーが来たことに気づき、チャッキーに襲われながらも逃走。自宅に籠城する。チャッキーは、人間の体に戻るため、アンディを襲い、バットで殴って気絶させると彼に呪いの言葉をかける。そこにカレンとマイクが追いつき、死闘の末、チャッキーを倒す。頭がはずれ、黒焦げになったチャッキーを、アンディはしばらく見つめ、ドアを閉じるのだった。

やや大柄であまりかわいいとは言えない人形が、残酷な表情をあらわにして人に襲いかかるという、なかなかインパクトのある作品。殺害シーンの描写は控えめで、それほど心臓に悪くはない。
序盤からスピーディな展開なのがよい。オープニングで、刑事に負われる殺人鬼チャールズは、今際の際に突然、人形に向かって謎の呪文を唱え始める。何の説明もないが、観客はおそらくこの人物はどこかで呪術を身につけたのだろうと、勝手に想像で設定を補う。実際その通りの設定なので、それで問題はなく、序盤に彼がブードゥー教に心酔している説明的なシーンを入れる必要はない。もっとも、「オーメン」や「エクソシスト」のような重厚なホラーではなく、娯楽色の強い作品。エンディングでは、アンディに呪いがかかってしまったのではないか、と暗示させるような描写があり、ホラー映画定番の余韻を残していた。実際、いくつも続編が作られている。

【5段階評価】3

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