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2019年10月31日 (木)

(1962) はいからさんが通る 後編 ~花の東京大ロマン~

【監督】古橋一浩
【出演】早見沙織(声)、宮野真守(声)、梶裕貴(声)、瀬戸麻沙美(声)、中井和哉(声)、櫻井孝宏(声)
【制作】2017年、日本

大和和紀の漫画が原作のアニメ映画。大正時代を力強く生きた女性の活躍を描く。「はいからさんが通る 前編 ~紅緒、花の17歳~」の続編。

許嫁の伊集院忍(宮野真守)の手がかりを求めて満州に渡った花見紅緒(早見沙織)は、忍の部下だった鬼島森吾(中井和哉)と会い、東京に戻る。ある日、ロシアの貴族の夫婦が来日する。その夫の名はサーシャ(宮野真守)。紅緒は一目見て、忍だと気づくが、相手はなぜか紅緒を見ても顔色一つ変えない。しかし、その正体はやはり忍だった。戦地で記憶を失った忍を、ロシア人のラリサ(坂本真綾)が介抱。自分のなくした夫サーシャの弟であった忍を、自分がサーシャだと思い込ませて結婚したのだった。紅緒と再会して記憶を取り戻した忍だったが、命の恩人であるサーシャを見捨てることができず、また、許嫁がいながらほかの女性と結婚したことへの自責の念から、忍は紅緒と一緒になることを諦め、紅緒もまた、病弱なラリサに同情し、忍を諦める。紅緒の働く出版社の社長の青江冬星(櫻井孝宏)は、そんな紅緒に求婚。紅緒は受け入れる。ところが結婚式の日、関東大震災が起き、紅緒は崩れた建物で負傷する。そんな紅緒が心に浮かべたのは、冬星ではなく忍だった。ラリサは震災の直前に息を引き取り、忍は改めて紅緒に愛を誓う。冬星は身を引き、忍と紅緒はやっと結ばれるのだった。

前編は、忍を求めて紅緒が大陸に渡るところで終わるので、後編は忍を探す紅緒の冒険譚になるのかと思ったら、鬼島に会っただけで帰国し、その後は主人公が二人のイケメンに愛されるという、典型的な少女漫画的展開だった。でもまあ、歴史的な事件とそれぞれの人物の人生は波乱に富んでいて、なかなか面白い物語であることが分かった。この前後編を見れば「はいからさんが通る」をほぼ理解できるという意味では、お得な作品かもしれない。

【5段階評価】3

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