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2019年10月13日 (日)

(1950) 日の名残り

【監督】ジェームズ・アイボリー
【出演】アンソニー・ホプキンス、エマ・トンプソン、クリストファー・リーブ、ジェームズ・フォックス
【制作】1993年、イギリス、アメリカ

カズオ・イシグロの小説を映画化した作品。イギリスの執事の生き様を描いている。

イギリスの貴族の屋敷で執事をしていたスティーブンス(アンソニー・ホプキンス)は、屋敷を買い取ったアメリカの富豪、ファラディ(クリストファー・リーブ)に仕えることになる。スティーブンスはかつて仕事仲間だった女性、ケントン(エマ・トンプソン)から手紙を受け取る。スティーブンスはケントンに復職を持ちかけるため、彼女に会いに行く。
スティーブンスは仕事に忠実な男で、気の強い性格だったケントンは、女中頭として働いていた頃、主人のダーリントン卿(ジェームズ・フォックス)がユダヤ人の使用人を解雇したことを激しく非難。辞職すると宣言するができず、自らを責めるケントンに、スティーブンスは優しい言葉をかける。スティーブンスの父(ピーター・ボーン)の死を乗り越え、仕事を続ける二人は次第に惹かれ合うが、スティーブンスは自分の感情をついに表に出すことはなく、ケントンは別の男と結婚したのだった。
過去を回想したスティーブンスは久しぶりにケントンと再会。職場復帰を持ちかけるが、娘の出産があるから、とそれを断る。別れ際、バスに乗り込むケントンは涙ぐんでいるように見えた。スティーブンスは屋敷に戻り、執事を続けるのだった。

男女の愛のすれ違いを描いた物静かな作品。イギリスの貴族の外交の様子が描かれ、その文化に触れられるのは楽しい。こういう作品もたまにはいい。原作がノーベル文学賞作家の小説であるということで、そんな気になっているのかもしれないが。

【5段階評価】3

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