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2019年9月17日 (火)

(1941) 星を追う子ども

【監督】新海誠
【出演】金元寿子(声)、入野自由(声)、井上和彦(声)、竹内順子(声)
【制作】2011年、日本

一人の女子中学生が巻き込まれる地底の国の冒険を描いたファンタジー・アニメ作品。

中学生の明日菜(金元寿子)は、鉄道の橋の上で大きな猪のような魔物に遭遇。そこに現れたシュン(入野自由)という少年に助けられる。彼が死んだと聞き、彼と会った場所に行くと、そこにはシュンと似たシン(入野自由、二役)という少年がいた。シュンとシンは地底の国アガルタから来ており、シンは、地上の世界と地底の世界を繋ぐ鍵となるクラビスの欠片を回収しに来ていた。突然、シンは武装した兵士の一団に襲撃される。一団はアガルタへの入り口を探しており、一団を率いていた森崎(井上和彦)は、自らの野望のため、組織を裏切り、アガルタに踏み込む。森崎に同行した明日菜は、アガルタでシンと再会。途中で出会った少女、マナ(日高里菜)の村で一夜を明かす。森崎の狙い、それは、地下の魔法の力で、亡くした妻を生き返らせることだった。森崎は明日菜とともに村を出て地の奥底を目指す。アガルタの兵は地上人である二人を倒そうとするが、シンは二人を守る。地下への断崖絶壁を前に、明日菜は動けなくなってしまい、森崎はひとりで地底を目指す。明日菜は地底に住む夷族(いぞく)に襲われるが、シンが間一髪で助けに入る。明日菜はシンとともに再び地底を目指す。地底では、森崎がシャクナ・ビマーナに妻の復活を願い出る。妻の魂が目の前に現れるが、受け皿となる肉体が必要だと言われてしまう。そこに折悪しく、明日菜が現れる。森崎は明日菜を受け皿にしようとするが、シンが儀式を妨害。現れた妻のリサ(島本須美)は、森崎に思われ続けたことを幸せに感じながら、姿を消していく。
三人は地の底から戻り、明日菜は日常の暮らしに戻り、森崎はアガルタに残ることを決めるのだった。

新海誠監督の写実的な作風とはやや一線を画し、ファンタジー色の濃い、ジブリアニメっぽい作品。明日菜について回る猫のような生き物ミミ(竹内順子)は、ナウシカの肩に乗っているテトのようだし、ケツァルトルという守り神のようなロボット生物は、「天空の城ラピュタ」のロボット兵のようでもある。ただ、ストーリーとしては、主人公の意志がどこにあるのか、よく分からず、空から落ちたり崖を降りたりするミニスカ女子中学生と、それを全く気にしないおじさんとの不思議な冒険の旅だった。

【5段階評価】3

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